この江原さん、なかなかいい。こういう世界、特に日本のこういう世界はおどろおどろしかったり、胡散臭いものがあったりしがちだけど、この人は、英国でドリス・コリンズという大御所からスピリチュアリズムを学んでいるから論理的だし、おどろおどろしくない。
この本によると、
1.僕らは類魂から分派し、さらなるステージの向上をめざして現世に修行に来ている。
2.現世での生を終えれば故郷の類魂に戻り、類魂全体のステージアップに若干なりと寄与する。
3.類魂が更に大いなるものの一部になって「全体」となることが究極の目標。
4.霊の時間軸に比べれば現世での生の時間は一瞬に過ぎない。死は、そういった永遠性を担った類魂の故郷に戻ることを意味するから決して恐いものではない。
5.現世だけでなく魂の時代も貫通する「人生の地図」をもってこの現世を生きるべき。「人生の地図」をもつ為の八つの法則がある。
6.最近の世の中の無機的な事件を見るにつけ、姿をもったことのない自然霊の、しかも低級霊が人に憑依して起こしたものとしか思えない。しかも昔と比べて自然霊且つ低級霊の跋扈が目立つ。
7.僕らが持つ魂は自然霊ではなく人格霊であり、その魂を向上させる為には喜びでも悲しみでもどちらでもいいから魂がふるえる感動をもつことが一番。
こう説明されると、現世での栄達出世や金儲けなどは魂の時代も含む究極の目標にはなり得ないことが分かるし、人間らしく喜びでも悲しみでもその時々にどっぷり浸かって魂の揺すぶられを経験することこそが大事だと分かって、喜びだけでなく悲しみにも大きな価値があることを実感する。そうすると人生生きていくのが少し楽になるかもしれない。