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アメコミのヒーローから、ハリウッドのヒーローとなった感のあるスパイダーマン。この続編では、主人公ピーターが私生活のトラブルから、スパイダーマンとしての能力も落ち、その使命を止めようと決意する。しかし、怪人ドック・オクの出現で、彼は再びマスクを被ることに…。
ビルの谷間でのスイングや、4本の人工アームを使ったドック・オクとのバトルで、アクションは前作より格段に進化。とくにブレーキが効かなくなった列車上での死闘は、そのスピード感に息をのむばかりだ。ドック・オクのアームが人々を襲うシーンなどに、B級ホラー的なカットを挿入するのもサム・ライミ監督らしい。愛するMJが上司の息子と婚約し、親友ハリーから恨まれ…と、ピーターの青春ドラマが共感たっぷりに描かれるのが本シリーズ最大の魅力で、トビー・マグワイアは内面に悩みを抱えたヒーローの演技にさらに磨きをかけている。マスクの下の素顔が人目にさらされ、第3作の物語を予感させるラストなど、とにかく無駄なシーンが一切ない、エンタテインメントの見本のような続編になった。(斉藤博昭)
ビルの谷間でのスイングや、4本の人工アームを使ったドック・オクとのバトルで、アクションは前作より格段に進化。とくにブレーキが効かなくなった列車上での死闘は、そのスピード感に息をのむばかりだ。ドック・オクのアームが人々を襲うシーンなどに、B級ホラー的なカットを挿入するのもサム・ライミ監督らしい。愛するMJが上司の息子と婚約し、親友ハリーから恨まれ…と、ピーターの青春ドラマが共感たっぷりに描かれるのが本シリーズ最大の魅力で、トビー・マグワイアは内面に悩みを抱えたヒーローの演技にさらに磨きをかけている。マスクの下の素顔が人目にさらされ、第3作の物語を予感させるラストなど、とにかく無駄なシーンが一切ない、エンタテインメントの見本のような続編になった。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
大ヒットの前作に引き続きサム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演で贈るVFXアクション。平凡な大学生の自分とヒーローの自分…。そんなギャップに苦しみながらも彼は新たなる敵に立ち向う。特典映像を満載した2枚組。
内容(「Oricon」データベースより)
グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。スパイダーマンであることで恋や友情に悩み苦しむピーターの前に、新たな敵が立ちはだかる!ニューヨークを舞台に、“スパイダーマン”の活躍を描いたアクション・ムービー第2弾!
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
サム・ライミ監督、やりたい放題である。ロマンスにホラー、アクション、コメディと、127分の中にぶち込めるだけの要素をぶち込んできた。かなり破天荒に思えた前作も、今思えばまだ遠慮があったのかもしれない。なかでも今回強調されるのが主人公の“苦悩するヒーロー”ぶりだが、内容がそのへんの大学生と変わらないのがおかしい。お金がない。女の子に会う時間がない。ピザ屋のバイトに遅刻した。コスチュームをコインランドリーで洗ったら他の洗濯物に色移りした。彼、きっとキャシャーンやデビルマンとは話が合わないだろうな(……キャシャーンやデビルマンは、観客とも話が合わなかったわけだが)。映画として難点をあげるならば、CG特有の完璧すぎる質感が、かえって現実味をそぐことか。苦労して撮ったはずの実写部分も全部CGに見えてしまう。なお、『スパイダーマン3』は2007年に全米公開予定で、そこへの伏線もバッチリ。楽しみだ。 (吉田正太) --- 2005年02月号