姉弟スパイの活躍とその両親スパイとの家族愛を描いた作品の第3弾完結編。
しかし、今回は姉カルメンがゲームの世界で行方不明になった事から、
弟ジュニが救出に向かう物語。
そのため、1,2作で目玉となっていた絶妙な姉弟コンビやスパイ道具がほとんど見られない。
またスパイの両親であるアントニオ・バンデラス等もほとんど登場せず、
スパイキッズとしての見所を少なからず失ってしまっているのがとても残念。
ただ今回は弟ジュニと祖父グランパであるバレンティンがCGゲームの中で活躍し、
ゲームの中という別の見所は面白い部分である。
特に月面競技場でのロボ・ファイトは役者の動きと巨大ロボットの動きが見事にマッチし、面白い。
またメガレースの乗り物もコースも、ゲームという設定とCGならではの迫力と豊かな発想が面白い。
そしてラストシーンはスパイキッズ1,2の登場人物も総出演で締めくくる。
1,2に比べてスパイキッズ特有だったストーリーや面白みが失われてしまっているが、
オリジナルタイトルがSPY KIDS 3-Dのため、ストーリーよりは3-Dが見所という事だろうか。
エンディングでは1999年スパイキッズ1オーディション風景の
まだ幼く可愛らしいジュニとカルメンが登場し、
名残惜しくもスパイキッズシリーズとしての完結となる。