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スノーフレーク
 
 

スノーフレーク [単行本]

大崎 梢
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

函館に住む高校三年生の真乃。東京の大学に進学が決まった彼女の前に、小学生のときに死んでしまった幼なじみ・速人によく似た青年が現れた。それから真乃の回りでは不思議なことが起きはじめ――!? !

内容(「BOOK」データベースより)

「溶けない雪の欠片を見にいこう」その約束を果たせないまま、死んでしまった幼なじみ・速人。六年後、高校卒業を控えた真乃は、彼とよく似た青年を見かける。ほんとうは生きているのかもしれない。かすかな希望を胸に、速人の死にまつわる事件を調べ始めた真乃だったが―!?函館の街を舞台に描いた青春ミステリー。

登録情報

  • 単行本: 253ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2009/2/27)
  • ISBN-10: 4048739271
  • ISBN-13: 978-4048739276
  • 発売日: 2009/2/27
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 316,605位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
2006年まで書店員として働いていた著者は、その経験を生かして描いた
書店を舞台にしたミステリーでデビューし、人気となった。
本作は、それらのシリーズものとは趣の違う、冬の終わりの函館を舞台に、
高校の卒業を控えた少女が、幼馴染の少年の死の謎を追う青春ミステリーである。

海の近くにある、都会でも田舎でもない都市・函館。
高校を卒業したら東京に出て行くことが決まっているヒロイン。
父と、実母亡きあとに来た新しい母と、ふたりの間にできた実子、
という、ヒロインにとっては少しだけ居心地が複雑な家庭。
そして、明るく屈託のない可愛いタイプの親友と、頼りになる
少し男っぽいもう一人の女友達。
ヒロインにちょっかいをかけてくる、地元の高校では大人気の
明るい男の子。
そんな人たちに囲まれた日常の中で、彼女は、ネットのサイトに
「忘れる」とある日勢いで書いて周囲を驚かす。

6年前に、一家揃って冷たい海の中に車ごとダイブして心中し、
死んだはずだけど遺体のあがらない幼馴染の少年。

彼を彼女が忘れるなんて、あり?と。

舞台のロケーションの選び方、ヒロインのモテかた、周りの人の優しさなど
アイドル映画の原作ねらい?と思ってしまうような感じのミステリー。

青春まっただ中の当事者が読めばまた違う感想なのかもしれないけれど
高校を卒業してだいぶたった自分のような年代の人間が読むと
全体的に少し気恥ずかしいほどロマンティック。男の子は優しくてカッコ良くて
女友達は頼りになり、ヒロインはまじめでひたむき。疲れているときや
落ち込んでいるときは、こういう健全で素直な物語を読んで癒されるのも
悪くないかも。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
あ…甘酸っぱい…!(悶える)

本屋さんシリーズを読むうちにこの作者さんの本を
読むようになったのですが
今回は青春ミステリーです。

一家心中で海に飛び込んだ車から
幼馴染のハヤちゃんだけは見つからなかった。
それから6年。
高校卒業と共に故郷函館を離れる事になった真乃は
友人の力も借りて真実を、
「溶けない雪の欠片」を探しはじめる。

ちょっと主人公が意固地というか
引っ込み思案なのにかなり無茶をするというか
なんでそんなに無理するんだ…と思ってしまう面も多々ですが
そんなところがいいんだ、といわんばかりの
明るくて格好いいもう一人の幼馴染とか…
全体に甘酸っぱいです。が、ミステリとしても
ちゃんと成立していたと思います。
どうしてそんなにハヤちゃんにこだわるんだ…!と
思いましたが最後にはすっきりです。
爽やかなミステリ好きな人にオススメです。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
函館に住む高校三年生、桜井真乃。卒業を控えたある日、幼なじみの田村享との初デートが実現する。それは、もう一人の幼なじみの遠藤速人の想い出を忘れようとインターネットの掲示板に書き込んだことがきっかけだった。速人は6年前に無理心中事件で行方不明となっていたが、享と入ったコーヒーショップから、真乃は速人に似た人物を目撃する。翌日、遠藤家の墓所で速人の従兄弟の勇麻と出会った真乃は、勇麻の周りでも速人にまつわる不思議な出来事が起きていることを知る。
6年間、忘れようとしても忘れられなかった速人の事件に、改めて対峙することになった真乃は、事件について勇麻や当時の関係者たちから話を聞くうちに、行方不明となった速人の不思議な交友関係にたどりつく。
幼いころに実母をなくした真乃の家庭での葛藤や、幼なじみとの恋、女子高生版「ずっこけ三人組み」の活躍などを絡めながら、真乃の手によって、行方不明となった速人の結末や、無理心中事件の恐るべき真相が次第に明らかにされる。「複雑にもつれてびくともしなかった塊から、一本、二本、糸が落ちていく」とき、真乃は何を明らかにするのか?
ところどころにおかれた言葉の欠片が、「溶けない雪の欠片」のように心に残る。「自分の心の中にある容器はひとつひとつがとても小さい。すぐに満杯になりあふれてしまう。」「いつも速人を思うと心の柔らかな部分が満たされ、素直で優しい自分になれた。」「小さな手を繋いで歩くときの弾む思いや、しゃくりあげて泣く顔の愛しさや、・・・折れたり、ゆずったりするときの我慢。」
少し唐突にも思える展開や、いきなり明かされる主要人物の「秘密」にこだわるよりも、これらの優しい言葉がちりばめられたページをめくり、ちょっと恥ずかしい(かもしれない)、懐かしい高校生活を思い出したいやさしいミステリー。
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