おなじみのピーナッツメンバーによる面白おかしいエピソードを
楽しみながら、日本人には比較的なじみの薄い米国での感謝祭
(サンクスギビング)の習慣をシリーズではお約束となった、
ライナスの博識披露場面で勉強できたりもするとてもためになるTV映画です。
もちろん、お話としても楽しめる出来に仕上がっています。
今回はルーシーにあまり出番はなく、ヒロインの役どころは
ペパーミント・パティに委ねられています。強引にチャーリー・ブラウンの
感謝祭パーティに押しかけることになったペパーミントやマーシーと
チャーリー・ブラウンとのやりとりがほほえましく、笑いを誘います。
スヌーピーが椅子のおばけと格闘したりする珍しい場面もあり、
ウッドストックが七面鳥を“共食い”する議論必至のラスト共々、必見です。
ボーナスエピソードの『スヌーピーとメイフラワー号』ではアメリカ大陸に渡った
清教徒たちと現地先住民との交流を描きますが、スヌーピーにはそぐわない現実の
悲しいエピソードについては触れられていません。アメリカ史入門にも適した教材と
思いますので、ご家族でご覧の際はこうした事も一緒にお話ししてあげると良いかも。
ドキュメンタリーでは声優の選択に腐心したエピソードなどが紹介されています。
原題:"Charlie Brown Thanksgiving" 1973年作品、25分。