物語の冒頭でそれぞれの人物、環境が設定され、一つの統一した世界が作られます。大の仲良しの大人たちは彼らだけ空間、楽しくて、暖かい空間を作っていきます。そして、それは子どもたちにも継承されていく。
でもそこから糸がほつれるように、彼らの関係は崩壊していきます。幸福から不幸な世界へとt、ぐちゃぐちゃになった世界へと。
それでも子どもたちの絆は、また暖かい空間を作り上げます。それは大人たちにも伝わり、また、新しい、楽しく暖かい空間を作りあげていきます。そして物語は再び幸せに満ち溢れた世界へと収束していく…。
やっぱりドラマを作る人の作品だなって思いました。
スヌスムムリクって言う名前、私は知っていましたが、なんだか私のイメージと違います。それはきっと日本のアニメではなくて、原作で読んだからかもしれません。彼はもっと世界を悲観的で、なんだか生きているのか生きていないのか、よくわからない人物像でした。
だからナオちゃんは、もっとスヌスムムリク的であって欲しかったなぁ…と思います。
でも感動しましたし、とてもいい作品です。一日かけずに読みきってしまえたのは、作者の腕なのでしょう。
星4つ!