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47 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
対を成す夢物語,
By
レビュー対象商品: ストーリー・セラー (ハードカバー)
白地に青いリボンがかけられた、物語を売る人からのとっておきの贈り物。特別な人に贈る、物語である。 同名の雑誌に掲載された小説が、Side A。 それに対を成すSide Bをあわせて、完全版として出版された。 この二つは同じモチーフの、しかし、まったく別の物語だ。 どちらも夫婦の情愛の濃やかさに、しんみりと心を動かされる。 こんな親密で素敵な夫婦像は憧れたくなる。 いつまでも、二人で一緒にいたいという、ささやかな願い。 それは途方もない願いだ。どんなに強い関係でさえ、永遠ではない。 Side AにもSide Bにも、散々泣かされながら読んだ。 まるで、作者から夫に宛てたラブレターだ。 同時に、読者にとってはミステリになる。 幾重にも仕掛けられた罠に、読み手は問わずにいられない。 「どこまで本当なんですか?」
33 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
感情移入出来ない・・・。,
By 南天 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ストーリー・セラー (ハードカバー)
話の流れも出会いも別に文句ない。でも何かひっかかる。 極端な性格の主人公、今までだって登場してた。 でもここまで執念とか怨念を込めたような行動を 主人公がしなくっても・・・とひいてしまいました。 それと、肝心なところで 主人公の気持ちがわからなくて困ってしまった。 もう一行、気持ちを書いてもらえないかなー。 そういうのでテンションダダ下がりになると 気にしたこともなかった 男の子の回りくどいセリフが鬱陶しくなって 女の子のヒステリーに近い拒絶が共感出来なくなる。 のめり込めなくて寂しかったです。 あとこの2話を並べて入れるのが良くわからない。 話の流れから2話目の意味もわかるんですが 片方だけで十分な気がします。 こんだけ近い話なら 同じ話で目線変えたのを読みたかったなあ。 大好きな作家さんでも 一冊くらい自分と合わない本もあるよなと また今度を楽しみにします。
68 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
正直・・・,
By
レビュー対象商品: ストーリー・セラー (ハードカバー)
理解できなかった。なんで、こんな後味の悪い、読んでいて不愉快なものを書かれたのだろう。 私は、この作家の本は好きで、けっこうよんできたけれど、この作品は、正直、読むんじゃなかった。と思った。 ここに書かれていることが、真実を含んでいようがいまいがどちらであっても。 私には、とても不愉快な作品だった。登場人物が、私には最初から最後まで、好きになれない、ひとたちであったし、 なんだか理解に苦しむ行動やリアクションが多くて、ついていけない気分だった。 それと、同じ文字で、ページの端から端までを埋めるというやりかたは、私はキライだ。 想いの強さを、そんな力技というか、物質的にあらわすことへの、味気なさを感じるから。 好きだ。 たとえば、そう言いたいのなら、 好きだ。 その一言で、想いの強さが伝わるくらい、その前後で人物を描き込めばいい。 この世界に、『自分たちだけが正義』のように暮らそうとする人たちの話は、読んでいて楽しくないのだ。 ぶつかったり迷ったり落ち込んだり気をとり直したり揺れたり、そんなふつうに生きていこうとする姿を描いたものが、私は好きだ。 腹立ったり苛立ったり憎んだりでもやっぱりええとこあるよなって思いなおしたり、人間の面白さを味わえるものが好きだ。 全体を通してこの作品は、とても読みづらい。結局、なにが伝えたいの?とききたくなった。誰かから誰かへの、とても個人的な手紙を無理やり読まされたような、何とも言えず後味の悪い思いだけが残った。好きな作家さんなので、よけいにがっかりしてしまった・・・
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