講演やセミナー、講義などで他人に何かを伝えようとする時、内容を正確に論理的に伝えるだけでは十分に伝えることができない。人には感情があるので、頭で理解できても、感情を揺さぶられなければ、心からの納得は得られない。そこで必要なのが、事例の紹介、体験談である。
この本は、事例に基づいて「自分だけの物語」を構成し、説得力のあるメッセージ伝える方法を教えてくれます。「話材」の見つけ方、「話材ノートの作り方」、「アレンジシート」を使ったアレンジと組み立て、聴き手を意識した言葉づかいと非言語表現の工夫など、プロの講師が行なっている準備やトレーニングの方法を公開してくれています。一般的な説明だけでなく、いくつかの具体的なネタの例を出し、それを説明の各段階で何度も取り上げることによって、ご自身の失敗談なども紹介しながら、それこそ「事例」に基づいて分かりやすく読者に語りかけてくれます。