寡聞にして、村上しいこさんも、前作の『れいぞうこのなつやすみ』も
知らなかったのですが、この本を手にしたときからなんとなくわくわく。
本に呼ばれるってやつです。
長谷川義史さんの絵やよし!物語のリズムやよし!
べたべたの大阪弁もこちらの目や耳になじんで、心地よし!
荒唐無稽な話でありながら、すーっと入ってくる。
ストーブがけんちゃんちのスキー旅行の間、冬休みをとろうとするのですが、
ものがストーブだけに心配した一家は、うまく言いくるめて彼(!)を
連れて出かけます。
スキー場でのてんやわんや、けんちゃんとの心の交流……。
おかしくて、やがてほろりと……。
このストーブ、ほんまにええ子です。
しゃれた今時のスタイルのストーブでなくて、昔ながらのカタチであるのも
よろしい。
前後しますが、ぜひ『れいぞうこのなつやすみ』も読んでみます。