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55 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
リマスターではあるが…,
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レビュー対象商品: ストーカー [DVD] (DVD)
デジタルによるリマスターからのDVD化であり、5.1ch版音声が追加されている。リマスターによる画質は特筆すべきでもないが、まずくもないといったレベル。5.1ch版の音声は同時収録されている、オリジナルのモノラル音声での印象を思うと、派手で下品なミックスになっていて、特段感心することができなかった。最大の問題点は本編がディスク2枚に分かれてしまっていること(本編と特典映像の2枚構成ではない)、特典映像(スタッフインタビュー)に日本語字幕、音声がない、というところ。タイトル、クレジット部分のオプチカル(光学合成)での失敗が修正されているが、マスターそのものが監督の意図していた色彩でマスタリングされたのかどうかは微妙なところではないだろうか。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
内的宇宙の思索、内にいる己との対面,
By 鯉のぼる (カリフォルニア州サンフランシスコ) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ストーカー [DVD] (DVD)
ロシアの巨匠、アンドレイ・タルコフスキー監督が、「惑星ソラリス」につづき、東欧・ロシアSF小説の金字塔の映画化に挑んだ本作は、水のイメージと音、ロケのみで映し出された異様な異空間、数少ないが詩的で思想的な台詞、そしてゆっくりゆったり人物たちの心状の動きに合わせるようにして動きつづけるカメラなど完成された彼の映画美学を徹底的に貫くことに成功した作品。映画版「ストーカー」はストルガツキー兄弟による原作小説とは全く違うといってよかろうが、二人が脚本に参加しているように、タルコフスキーとの創作の過程と、そのあまりに自然なお互いを啓発しあう関係に限りない感嘆と羨望を覚える。原作小説の方が映画的、映画のほうが小説的というのも何かおもしろいところだ。これは設定はいわゆる「ファースト・コンタクト」もののSF映画(「未知との遭遇」、「コンタクト」など)であるものの、作品としてはその類ではない。「ゾーン」と呼ばれる異空間、それはこの星の外から来た何者かが残していった痕跡である。その空間自体がこの世界と構造も原理も全てを異にしているため、「ゾーン」は人を拒み、人を迷わし、しかし魅了しつづける。そこは人が願った事が現実になる場所…夢のような場所。しかし「ゾーン」はただそこにあるだけであるがゆえに、そちらからは一切歩み寄ってこないがゆえに、訪れる人々を深みにはまらせ、彼らの深層心理をえぐり出し、内にあるもう一人の自己との対面を迫る。表層の自分がどれだけ欺瞞・偽善・私利私欲にまみれた汚いものであるか、それをまざまざと見せ付けられることになるのだ。 「内面の自己との対面」---それこそが常に人間たちの前にそびえる大きな壁である。それを乗り越えること、その過程で啓発・愛・信頼・絆を得ること---またこれこそが、その高い壁を超えてでも人間たちが手に入れようとするものなのである。
84 人中、74人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
このパッケージは一体どういうつもりなんだ!,
By カスタマー
レビュー対象商品: ストーカー [DVD] (DVD)
タルコフスキー映画について、云々するつもりはないし、できるだけの技量も持ち合わせてはいないが、それにしても一体このパッケージデザインはどうしたことか? リマスタリングということでかなり期待していたが、あまりに悪趣味で、店頭で手に取ったとき眩暈を覚えたほどだ。以前発売されていたIVC版は、味気ないが、まぁそれなりの上品さもあって許容できるものであったが、これはいただけない。 ストーカーにしても、惑星ソラリスにしても、DVDを買おうという人はSFファンというよりもタルコフスキーファンがほとんどなのだろうから、ちょっとは考えて欲しかった。
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