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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
独特のキレがある「気持ちいい視点の移動・誘導」がなんとも愉しい一冊,
By 相楽 "(twitter:sagara1)" (東京都) - レビューをすべて見る
This review is from: ストレニュアス・ライフ (ビームコミックス) (コミック)
2001年の開設から10周年を迎えた老舗FLASH&イラストサイト「MARU PRODUCTION」でもおなじみ、丸山薫さんの短篇漫画集。全編を通じてFlash動画を思わせつつもどこかきっちり漫画的な、独特のキレがある「気持ちいい視点の移動・誘導」が愉しい一冊です。 帯には「お仕事にまつわるまんが24篇を、ぎゅっと詰め込みました」とある中、何篇かはその紹介にちょっと首をひねらされるところもあって。 仕事というよりも、登場人物たちが「それぞれの時間と空間の中でちゃんと日々生きている/いた」感じが伝わって来るのが特色と思えます。 「彼らは独立して生きていて、作品はその生活のひとときや、大事な話の始まりと終わりとをちょっと覗いてみているだけ」という感覚かなぁ、と。 各篇それぞれの良さについて触れると。 第1話「ペーパーバック・ライター」には導入としての良さがあります。 第2話「最後の象使い」については一話と併せ、あえて深読みすれば3話以降はすべて2話の“象"の助けを借りつつ「1話の彼が生み出した人々と世界」であると考えることも出来るのかもしれません。 第3話「ヴォストーク・ナイト・クラブ」は大胆な構図と華やかさ賑やかさにおいて作中随一。 第6話「8A」では幼い子供たちの素晴らしき微笑ましさを楽しみましょう。 第7話「屋台公主」のヒロインの二面的な魅力は抜群。 第8話「工場の日々」にはオチの愉しさがあります。 第9話「いぬい歯科」の歯医者さんには解釈によってはなかなか危ないところがあるとも思えますが、ノーコメント。 第13話「ホムンクルス」の構造は一種の様式美。 第18話「百万象の国」では不思議ヒロインのジト目に痺れましょう。 第21話「タカダさん」のほのぼの鷹匠女子はアイディアのユニークさとしてややこの一冊の中においても特異。 第22話「シーロン公共図書館 SIDE:A」のああっお姉さま!な掌の上で転がされる感覚はハマる人は大いにハマるだろうと思えます。 その中からあえて好みで一つ選ぶとなると第3話もしくは第7話。 「どちら?」と更につっこまれたら今のところ第7話「屋台公主」です。 やはり、これだけヒロインが可愛らしいのは最強の正義ですよ。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
全編にあふれるセンスのよさ!,
By
This review is from: ストレニュアス・ライフ (ビームコミックス) (コミック)
この魅力をどう表現したらいいか!男性はかっこよく、美女はとことん美しく(そして強く)少女はかわいく、またそれぞれの魅力的な性格。 絵もストーリーもすてきなだけでなく背景のすみずみまで、センスがいいんですよ〜 24篇もりだくさん、 短編の後に加えられたおまけのひことまがこれまた抜群です、 それとこんな凝ったアンケートはがき見たことない! 連載で読まれた方も再び楽しめること請け合いです。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
雰囲気を楽しむ漫画,
By
This review is from: ストレニュアス・ライフ (ビームコミックス) (コミック)
様々な仕事に関するお話を扱った短編集。しかし従来の仕事ではなく、ちょっと捻りを加えられているのが憎い。 歯医者さんが何故か犬だったりバスを引っ張るのが何故か兎だったり(!?)この漫画に出てくる「仕事」やそれに携わる人々は一風変わったものばかり。 ナイトクラブや送り狼の話は続きが読みたくなる!機会があれば是非シリーズ化してほしい。 台詞がない話も何篇かあり、まるでサイレント映画を観ているよう。 独立した短編が多いが時代や場所を超えてリンクした連作では、垣間見える壮大な世界観や受け継がれる人の想いにニヤリとしてしまう。 そして幼女が可愛い。とにかく可愛い。 ちょっと変わった短編集をお探しの方には自信を持ってお勧めできます。
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