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ストリート・チルドレン (新風舎文庫)
 
 

ストリート・チルドレン (新風舎文庫) [文庫]

盛田 隆二
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「新宿」を舞台に、ある一族の三百年にわたる「生」と「性」の軌跡を描く異色長編。一六九九年、十九歳の青年が下諏訪の村から「内藤新宿」に出奔する。その青年を一代目として、彼から流れ出た血の因果は、男色者、遊民、歌舞伎子、詐欺師、家出娘、廃疾者など、ことごとく路上の民で彩られながらも、三百年後の一九九八年、出稼ぎフィリピーナとのあいだに子をなす十三代目の青年まで危うく一筋に流れる…。旋風を巻き起こした盛田隆二のデビュー作がついに文庫版で完全復活を果たす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

盛田 隆二
1954年東京生まれ。1985年「夜よりも長い夢」で早稲田文学新人賞入選。1990年『ストリート・チルドレン』(講談社)が野間文芸新人賞候補作。1992年『サウダージ』(中央公論社)で三島由紀夫賞候補作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 286ページ
  • 出版社: 新風舎 (2003/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4797490748
  • ISBN-13: 978-4797490749
  • 発売日: 2003/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 398,827位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
「新宿」を舞台に、300年にわたる「生」と「性」の軌跡を描いた、盛田隆二の衝撃的デビュー作。1699年、19歳の青年が下諏訪から「内藤新宿」に出奔する。彼を一代目として流れ出た血の宿縁は、男色者、遊民、歌舞伎子、詐欺師、家出娘など、ことごとく路上の民で彩られながらも、1998年、出稼ぎフィリピーナとの間に子をなす十三代目の青年まで危うく一筋に流れる……。(裏表紙より)

『ストリート・チルドレン』の一番初めに登場する19歳の三次は、組頭の女房をはらませて新宿に逃げてきますが、その三次の末裔として時と場所を超えて出現したのが『夜の果てまで』の主人公の安達俊介ではないか……と、文庫の解説に書いてあるのを読んで、盛田隆二が書き続けている物語の宇宙が大きな弧を描いてつながったような気がして震えました。

秋の夜長に読書の楽しみを味わわせてくれる深い余韻を残す小説です。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
新風舎文庫という聞き慣れない文庫だったが、「重松清絶賛」とオビにあったので買って読んだ。びっくりした。すごい傑作。吉本隆明や柄谷行人の書評も載っている。単行本は講談社。1990年発行。長いこと絶版になっていたらしい。なぜだ?

新宿を舞台に数十人の登場人物が300年ひたすら突っ走る。信じられないほどのドライブ感、興奮と覚醒、読み終えたあとの深い余韻・・・。こんな小説、読んだことがない。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
近未来 2003/12/8
形式:文庫
盛田隆二のデビュー作で、1968年から300年間の人間の血のつながりと新宿を描いた作品。
読みながら思ったのは、TBSで放映された「100年の物語」みたいな構成だ、ということ。でも全然こっちの方がすごいです。

まず、それぞれの時代の情景描写が綿密で苦労の跡をうかがわせる。そして何より、この本の親本が出版されたのは、1990年である。(先にあげたドラマが放映される遥か前)つまり、1998年というのは、当時は近未来だったのである。それを2003年の今読んでみても全く違和感がない。盛田さんはすごい、と帯の推薦文を書いている重松清さん同様、感嘆する。

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