登録情報
|
この本は、英訳ー日本語訳という変則的な生い立ちを持っているため、企業参謀に比べて圧倒的に日本語が素直で読みやすい。最近の大前研一の著作と違って、初期の作品である企業参謀は、内容もソリッドで表現にもやや癖があるため、私のように経営の知識がない者の中で挫折した人も多いと思う。この本は、そういう人が視点を変えてチャレンジするにはもってこいの本だ。既に絶版となっており、手に入れるのは中古品しかないが、プレミアムがついているところなど、同書の人気をうかがい知れる。企業参謀を読み込みたい人、企業参謀に挫折した人など企業参謀ファンにぜひ手にとってもらいたい本である。
原書は英文であるが、事例は日本企業のものが多く、読みやすくなっている。事例自体は発刊から20年近くたつと古くなってしまうことは否めないが、本書の論点はあくまでも論理的思考をいかに追及するかであるので、全く問題なく読むことができる。
本書の中で述べられている大前氏の提言は、いままさに行なわれようとしていることがほとんどであり、先見性はやはりさすがである。
近刊の『考える技術』や『質問する力』などに繋がる大前氏の原点を見ることができる一冊でもある。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|