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ストラテジストにさよならを (ゲーテビジネス新書)
 
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ストラテジストにさよならを (ゲーテビジネス新書) [新書]

広木 隆
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

投資のプロと個人投資家の差なんて、あるようで実はない。
プロ顔負けの投資家になって、ストラテジストなんて要らない!
と言えるようになろう。

「株をやっているけれどさっぱり儲からない」と嘆いている方は必読!市場が右肩上がりだった時代の投資法から決別して、今の時代の新しい投資法を実践せよ。ユニークなレポートを配信することで知られているマネックス証券のチーフ・ストラテジストの著者による、目からウロコの指南書。

著者について

1963年、東京生まれ。上智大学外国語学部卒業。87年大和証券に入社。その後、資産運用業界に転身し、国内系、外資系の運用会社を渡り歩き、株式投資の最前線に20年以上携わる。2010年9月より、マネックス証券チーフ・ストラテジスト。幅広い資産クラスの運用および長年のバイサイドの経験で培われた明快な投資戦略をユーモア交える語り口で綴られるストラテジー・レポートが好評。多くの個人投資家に支持されている。

登録情報

  • 新書: 167ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2011/12/24)
  • ISBN-10: 4344992024
  • ISBN-13: 978-4344992023
  • 発売日: 2011/12/24
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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34 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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著者は大和証券を皮切りに内外の投信運用会社を渡り歩き、現在マネックス証券のチーフ・ストラテジストだ。株式投資の入門書として評価できる。現代投資理論の基礎を踏まえながらも、株式投資に永年係って来た人間としてのうんちくというか、特有のセンスをきかして展開している点が共感を持ている。

ナシム・タレブの著書(「ブラックスワン」と「まぐれ」)を2回引用して「連中(ストラテジスト)は芸人に過ぎないのだ」「身も蓋もないが、ストラテジストは(私を含めて)みんな能力的には五十歩、百歩だろう。能力というのは相場の先行きを占う能力である。本当に相場を当てられるなら、ひとに教えたりしないで自分で相場をはる」と素直に言い切っているのも良い。

著者は長期&分散投資の原則を尊重しながらも、テキスト的な主張とはちょっと違う主張をしている。そりゃあそうだ。日本株を対象にする限り、過去20年間もテキスト的な長期分散投資をしていてもマイナスのリターンでしかない。

それでも2000年以降で東証の銘柄の48%はプラスのリターンだそうだ。どうやって自分のポートフォリオからマイナス銘柄を捨て、プラス銘柄を長期に保有するかが問題になる。著者はある程度多銘柄に分散投資する形でスタートし、ダメ銘柄は10%程度で損切りすることでポートフォリオから淘汰しなさいという。 
う〜ん、それで本当にインデックスよりリターンが上がるかどうか、確証はない。著者も確証などは与えていない。しょせんやってみなければわからない不確実ゲームだと言う。その通りだね。

7章の「現在の日本株は割安ではない」は現状分析として一考に値する。現在の日本株はPBRで1を割り、0.9程度であり、一見割安であることをを示している。

PBR=ROE×PERである。

従ってPERが趨勢的に一定ならば、ROEとPBRの間に相関関係がみられるはずだ。確かに米国ではそうなっている。ところが日本では1998年から現在までで見ると相関関係がほとんどない。これはROEを投資尺度として重視してこなかった日本の株式市場の特殊性だと解釈する。
ところが、日本でも2005年以降に限定すると相関関係が見られる。

これは日本でも投資家がROEの向上を要求する(でないと投資しない)方向に変化してきた結果だと解釈している。ところがそれでも日本企業のROEは米国のそれに比べると半分程度の低さに止まる。2000年代に入ってもPERが相対的に高かったので、PBRは1を割れなかったが、この趨勢的なROEの低さに加え、長期的な成長期待の低下と2008年リーマンショック後のリスク・プレミアムの上昇が加わった結果、PERが低下し、PBRの1割れを結果したのだと説明している。

なるほど、そうすると今後世界景気の回復が継続し、リスク・プレミアムの低下や足元の成長率が回復しても、日本株の低ROEが改善しない限り、日本株の大きな上昇は期待薄であるということになろうか。そうした大局的な判断を踏まえて、株式投資で長期、例えば10年で5%程度の年率リターンが実現できたら十分な成功だと言っている。そうだな。これが今次の危機後の投資の“new normal”だろうなと私も思う。
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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者は、雑誌『GOETHE』で連載を持つ著名なストラテジストである。そのストラテジストの著者が、『ストラテジストにさよならを』というタイトルの本を出したというので、早速に読んでみた。
正しい長期投資とは売却基準を設定することだ、テクニカル分析では将来は予想できない、市場の要求を満たせないほど低い自己資本利益率の日本株は割安ではない、個人投資家にとって重要なのは大損しないことだ、etc.etc.――といった主張が、いつも通りの著者の明解な論旨で解き明かされていく。そして、いずれも決して奇を衒った煽り文句ではなく、具体的な例を示しながらわかりやすく説明されている。まさに良心的な投資入門テキストといった趣である。
本書の内容を理解した投資家が数多く資本市場に参入するようになれば、まさにストラテジストは不要なのかもしれないと思った。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By OR
「投資(個人レベルで)」というものを

頭で考えている時期だったら、
『儲かる方法が少ししか載っていないじゃないか!』
と、他の方よろしく負け惜しみの一つも出てきそうなものですが

ある程度身体で覚えた段階でしたら、
どんどん文章が吸い込まれてきて、
うならざるを得ません。

本業では、素人に、プロと同じレベルの情報を提供するよう
努めてくださっているそうです。
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アクティブ運用派にはいいかもしれないけど
この本は主に日本の個別企業の株に投資する人を対象に書かれているようで、その限りではいいこと書いていると思う。... 続きを読む
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金融プロの本音が分かる貴重な一冊
著者はとても良心的で正直な金融プロフェッショナルなのだと思います。... 続きを読む
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予想が当たらない言い訳本
自分の意見は正しいけど、市場はそう動かない場合も多く、
自分の意見は正しいけど、投資家は損をするということを
書いている本。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: hoshino147
「素人はんが、株で儲けよ思てもストラテジストに聞かな儲かりまへんで」
ストラテジストは、博打で言えばコーチ屋である。
コーチ屋は違法である。

エコノミストが経済屋で、... 続きを読む
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個人投資家向け最高の「投資本」
個人投資家向けに書かれた投資本としては、間違いなく過去最高のものであろう(プロのファンドマネージャーやアナリストも一読の価値がある)。... 続きを読む
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レポートを読む上での入門書
3.11原発事故後、東京電力の株価見通しを最初に出したのが筆者であったと私は記憶している。... 続きを読む
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広木氏初の書籍
マネックス証券のレポートを読んで好感を持てたり好きな人に
お勧めできます。投資戦略だけではなくストラテジストという... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: M_M
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