ストーリーが展開を見せ始め、いよいよ!!と読者に思わせるあたりでこの作品はあっけない幕切れを迎えてしまう。
単に著者の江口氏が仕事に疲れてしまったからという理由で終了に深い意味はない。
当時としてもひばりくんはジャンプの目玉漫画のひとつだった。
読み終わったあと、どうにもこうにも続きが読みたくなってしまうが、この終わり方は本来あるべきものでなかったにせよ、冷静に考えてみればそれはそれで良かったのかもしれない。
なぜなら、この作品を終わらせるのには少し時代が早すぎた。
それは読んでもらえれば判ると思う。
とても20年前の作品とは思えない前衛性が見え隠れしている傑作中の傑作だ。
もちろん、メインにあるのは御気楽なギャグセンスだけど。