”硬派激二郎”という新キャラが大空家に居候することになるエピソードで、『ストップ!!ひばりくん!』は最終話になります。この最終話がいったいどんな展開になるのか、新たに加筆はされるのだろうか、その点が一番興味深かったわけなんですが…。結局、本宮ひろ志タッチの激ちゃんが、実は×××だったというオチがあるだけで、作者自身も「あとがき」で述べているように、どうやら、漫画自体は未完のままで終了のようです。
この軟派な変態漫画(ほめ言葉)にふさわしい最後と言えなくもないですが、う〜ん、やっぱり苦しいですね。最後の3〜4話は、江口さんの調子が悪かったのが、はっきりと分かります。でもまあ、3巻の途中までは新キャラが続々登場して、意外と面白かったんですよ。正直言って、爆笑の連続でした。それだけに、これからいくらでも面白くなれる可能性があったのに、突然の打ち切りが本当に悔やまれます。
続きを見たい気もするし、伝説は伝説のままにしておきたい気もするし、ファン心理としては微妙なところ。まあ、コンプリート版でも結局、中途半端なエンディングというところが、実に江口さんらしくて微笑ましいんですけどね。
リアルタイムで当時の少年ジャンプを読んでいた者としては、今回のコンプリート版で20数年ぶりにこの漫画を見返すことが出来て、とても嬉しかった。当時のドキドキ感が蘇りましたよ。当時は私も若くて、ツバメちゃんや、理絵ちゃんのお色気カットに、ドキドキしたものです。ところが今回読み直してみて、一番ドキドキした相手が、意外や”ひばりくん”なんですよね! 俺も成長したのかな(笑)。