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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
格差が健康に与える影響とは,
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レビュー対象商品: ステータス症候群―社会格差という病 (単行本)
格差社会と言われて久しいが、経済的格差がそのまま健康格差、つまり死亡率に直結すると言われたら信じるだろうか?本書では、収入が下がれば下がるほど、また、社会的階級が低くなるほど、心臓病、脳卒中、肺疾患、消化管の疾患、腎疾患、結核、そのほかの自己や暴力による傷害のリスクが高まると言う。ここで衝撃的な事は、ここで言う経済格差や社会階級がデジタルで、「高いか低いか」で、これらのリスクが、「高いか低いか」を論じているのではなく、この格差が段階的に下がれば下がるほど、リスクも段階的に高まっていく、ということである。 本書はこれらの事実について、「生活習慣が犯人か」、「誰に責任があるのか」と言った視点から真の原因を探っていく。ここでの理論構築は隙が無く、説得力に富んでいる。 惜しむらくは、論点が、「格差と健康」に偏りすぎており、健康以外の因子についても論じてもらえると、さらに幅の広い論文になっただろうことである。
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