●特集 厳選・充実のディスクプレーヤー
オーディオファイルが音楽を聴くプログラムソースの主役は、なんといってもアナログディスクやデジタルディスクといったパッケージソフトです。ディスクからいかに音楽の情報を取り出し、感動を生み出すのか。オーディオの目的とはつまるところその一点にかかっていると言っても過言ではありません。今号の特集では、最新鋭のディスクプレーヤー(SACD/CDプレーヤー、およびアナログプレーヤー)を一堂に集め、小誌伝統の同一条件比較試聴を実施。プレーヤーによって多彩に変化する音楽表現は、ディスクに込められた無限の可能性を感じさせてくれました。また、特集に先立ち、特別座談会「現代のオーディオソースを考える」を掲載。5人のオーディオ評論家によって、オーディオソースのみならず、オーディオという趣味の在り方についての根源的なお話が展開されています。
●デジタルファイル・ミュージックの潮流
そしてもうひとつ、現代のオーディオを語るときに見逃せないのが、高音質音楽配信やリッピングによるデジタルファイル再生です。iPodに代表されるように、いまや極めて多くの人がデジタルファイル再生で音楽を聞いています。本誌初の試みとなった「デジタルファイル・ミュージックの潮流」では、あくまでもオーディオファイルの立場から、各種の方式を解説、これまででもっとも詳しく、わかりやすいデジタルファイル再生の記事になったと自負しています。
●これだけは必ず知っておきたいセッティング&チューニング術
ステレオサウンドひさびさの使いこなし特集。といっても、ある特定のスピーカーやアンプを対象にしたものではなく、あらゆるオーディオシステムに当てはまる、普段見逃しがちなベーシックなポイントをとことん押さえた、永久保存版の記事と言えます。「電源」「設置」「配線」「チェックポイント」「メインテナンス」の5項目に大別されたセッティング&チューニング術は、そのままステレオサウンド試聴室のセッティングメソッドともなっており、すべてのオーディオファイルに役立つものとなるはずです。
●春の新着製品徹底試聴
この春も、素晴らしい新製品が続々と登場しました。表紙を飾ったプロジェクトK2の最高峰、JBL/S9900スピーカーシステム、超絶の静けさを実現した、ジェフ・ロゥランドのプリアンプ「クライテリオン」、ウィルソンオーディオ、エラックの新着スピーカー、新星プレイバック・デザインズのSACD/CDプレーヤー、名門EMT初の管球式プリアンプ、ゴールドムンドのテロスシリーズ最新作、トランスを一新しさらなる高みに到達したウエスギの新型パワーアンプ等々、どこよりも早く、数々の新製品試聴リポートをお届けします。
●充実のアナログ記事
今号のステレオサウンドは、アナログオーディオの記事も充実しています。特集でアナログプレーヤーを取り上げたのを始め、連載「アナログ・ルネッサンス」では、試聴の上厳選した30万円以下のフォノイコライザーアンプの試聴記を掲載。加えて、今号からスタートした「アナログの宇宙」では、アナログオーディオに関わるすべての事象を正確に詳しく述べていきます。
このほか、数々の連載も読み応え充分なステレオサウンド170号。ぜひご覧になってみてください。どうぞよろしくお願いいたします。
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