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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
宮部作品の中で、一番続きが読みたい物語かも,
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レビュー対象商品: ステップファザー・ステップ (講談社文庫) (文庫)
宮部作品の中で、キャラクターやその関係性の魅力で読ませるものといえば、時代モノでは『ぼんくら』シリーズ、現代モノでは本書をあげたいです。両親が同時期に駆け落ちし、親不在の状況におかれた中学生の双子の男の子たち。雷に見舞われた泥棒のおじさんを捕まえ、父親代わりになることを求める。さもなくば警察に突き出すぞ、と。「ステップファザー」とは継父のこと。・・・というおよそ現実的でない設定ですが、双子がかわいくてつい引き込まれます。大人っぽさと子どもらしさがほどよく同居していて、妙にあっけらかんとしながら情にあつい面もあり。宮部作品の男の子はよいですが、双子ですから魅力倍増です。彼らが泥棒「お父さん」と絆を強めていく様子にホロリとさせられます。無邪気に慕ってくる「息子たち」に対し、「お父さん」の方は、いつか両親が戻るのだから父親気分に浸ってはいかん、と気持ちをセーブ・・・ けれども双子と過ごす幸せに抗えなくなっていくところなど、サラッとした作品ですが、なかなか読ませます。 物語は連作ミステリー形式で、そちらの方ももちろん楽しめます。 彼らが登場するのはこれ一冊。続きが読みたいなあ、と、読み返すたびに思ってしまう作品です。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
6編と7編とクローン…,
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レビュー対象商品: ステップファザー・ステップ (単行本)
この本に収録されているのはすごく「温かい」。「短編」でもあり「通せば1つの物語」と言う感じでもある。「泥棒」を「正当化」はしちゃいけないんだけど、この物語は本当に温かくて、思わず主人公が「泥棒」であることを忘れかけてしまいます。トリックも手が込んでいて面白い。かといって「難しい」物とも違い、読みやすい。 「継父」がだんだん「父親」のような感じの仲になっていく様子も微笑ましい。 本によって「7編」と「6編」があります。「ワンナイト・スタンド」が収録されているものといないもの… 恐らく内容が「子供向きでは無い」のかもしれません。05年に発行された「青い鳥文庫」のほうにはありません 現段階まで未収録の続編 「小説すばる」97年1月・98年1月・5月・12月・99年1月号の5作は図書館によっては読むことが可能。(お取り寄せも出来る所もある)ので読んでみると面白いかも… (双子がクローン(?)とかそこまでシュールな内容になっている。)
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
突拍子なく、あたたかい,
By kirari (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ステップファザー・ステップ (講談社文庫) (文庫)
宮部みゆき、ていったら「模倣犯」や「理由」がきっとまっさきに浮かぶかもしれません。だけど、この作品こそみんなに読んでもらいたいです。泥棒とふたごの兄弟の生活、 という、突拍子もない設定に驚くかもしれないけど、読んでいてそのヘンテコさなんか 全然気にならない。 社会の闇といった重〜い内容ではないので、本読むのが苦手な人でも楽しくスラスラ読めてしまうはず。 宮部みゆきファンはもちろん、まだ宮部さんの作品を読んだことがない人、さらには 本読むのはなんか苦手、て人にも薦められる、軽快で暖かい作品です。
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