三谷さん本人の過剰な番宣に聊か食傷していたのですが、出演者の顔ぶれ、有頂天ホテルが気に入っていたので劇場鑑賞しました。
脚本・演出・監督と携わっていいるだけに、役柄の配役の妙はさすがです。
どのキャラクターもその俳優の見せたい個性を引き出しています。馬鹿馬鹿しいと言うは易く、行なうは難し。
中井さんや西田さんの熱演、阿部さんや竹内さんの快演、生瀬さんを始めとする数々の名バイプレーヤーが惜しげもなく、クスッと笑わせてくれます。
冒頭を皮切りに、竹内・山本のカップルの大仰な芝居やテンポは、舞台や、昔の活動写真のようで、そんなところもコメディの幕開けらしかったです。
深津さん、今まで賞をとられても実はあまりピンと来なかったのですが、今回は実感しました。凄い女優さんですね。
それから、お父さんとのシーン。少々冗長な気もしないではないですが、クールダウンには、やはり必要な長さなのかもしれません。そして、草なぎさんが本当にお父さんに見えたことに驚きました。
深津さんと身を寄せ合って並んでいるのに、父と娘に見えたのです。エンドロールも素敵でした。
大満足ではないけれど、レイトショーで見た深夜の帰り道の気分は十分満腹しました。
なかなか上手く行かなくて、クサクサしている時にこそ見たいかな。DVD買います!