特に西田敏行のセリフがなんとも可笑しくも、弾けるような笑を誘い、イキイキしたセリフが多かったです。
どうやらその秘密は、彼独特のアドリブのようです。インタビューで次のように語ってます。
…:Q:今回は西田さんのアドリブ禁止令が解除されたそうですが、その結果はいかがでした?
(三谷監督)僕は台本を書くときに、西田さんが言いそうなアドリブもセリフとして入れていくんですけど、
それを超えることをおっしゃるんですよね。六兵衛が検事(中井貴一)の犬を天国から連れて来るシーンで、
西田さんが「すぐに見つかりましたよ! ハチ公の隣にいました!」というアドリブをされたのですが、悔しいくらい面白かった。
でも、観客の皆さんは僕が書いたセリフだと思ってくださるので、得をしているような気もするんですけどね(笑)。
Q:ちなみに、深津さんが入れたアドリブなどもあるんですか?
(深津)わたしのセリフはほぼ台本通りです。
(三谷監督)基本的に、西田さん以外の方は台本通りです(笑)。
深津: みんなが言いたいことをしゃべったら、大変なことになっちゃいますからね(笑)。
Q:幽霊が見える人と見えない人がいる設定なので、西田さんの存在感でご苦労される「見えない人役」の方も多かったのでは?
(西田)僕は重量感もありますからね(笑)。特に中井貴一さんが大変だったと思います。
見えているのかいないのか、という芝居がすごく良かった! 彼の表情を見ているだけで面白かったです。
(三谷監督)西田さんは中井さんを本気で笑わそうとしていましたよね!
(西田)そう、どうにかして笑わそうと思ったんだけど、手ごわかったなあ。笑いをこらえている中井さんの顔がなんともチャーミングでした(笑)