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スティーブ・ジョブズ I・IIセット
 
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スティーブ・ジョブズ I・IIセット [単行本]

ウォルター・アイザクソン , 井口 耕二
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。



登録情報

  • 単行本
  • 出版社: 講談社 (2011/11/5)
  • ASIN: B005V73CVG
  • 発売日: 2011/11/5
  • 商品の寸法: 19.6 x 14.4 x 6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 50,124位 (本のベストセラーを見る)
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Amazonが確認した購入
内容については各巻の方に山ほど解説されているのでほぼ付け加える事はありません。
とりあえずこれを読んでおけば彼についての一通りの知識は付くでしょう。
ただ、翻訳者自身も認めている通り、世界同時発売が前倒しになって突貫工事で日本語版を作成したたため完成度がやや低い仕上がりになっています。
特に、カタカナ表記の人物名がある時はフルネーム、またある時はニックネームで多数登場するのですが、人物紹介等の注記は一切ないので、全く予備知識のない日本人にとっては正直しんどい面があります。
あと、英語版の決定稿とは後半部分の構成が若干違うそうですが、これも時間の都合で間に合わなかったそうです、
電子書籍版だと、お試し無料版でも主な人物紹介や脚注・索引も付加されていますし、HPからもPDFでDLできますので、これから紙媒体で読みたい方はそちらの方も参照されることをお勧めします。
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Amazonが確認した購入
 I、'U巻、一気に読みました。読んでみて、多くの日本人が彼に惹かれる理由がわかるような気がします。

破天荒さとこうだと思ったら、とことんまで突き進める気合。周りのことなど気にも留めない気質。
どれもいまの日本では見られない、または許されないマインドです。だからこそ魅力なんでしょうね。

 アップルという企業がここまで成功したからここまでの賞賛があるのかもしれませんが、それにしても痛快です。
(自分の好き嫌いで製品の仕様までも決めてしまう強引さは、非常にいいですね。そのくらいの気概を日本企業にも見せてほしい)

近くにこんな人がいたら本当迷惑だと思いますが、時代のカリスマ経営者として非常に学ぶべき点が多いと思います。
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19 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By voodootalk 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
2011年10月25日全世界同時発売。著者のウォルター・アイザックソン氏は、元米タイムズ誌の編集長で、アインシュタインやキッシンジャーの伝記を著している人物である。2004年の初夏にジョブズが氏に自分の伝記を書いてくれるように依頼してくるところから話は始まる。こういう人の『選択』もジョブズらしいと思う。

ここでまず、簡単にジョブズを語るノンフィクションについてまとめてみたい。以下のようになる。

『スティーブ・ジョブズ/パーソナル・コンピュータを創った男』(ジェフリー・S. ヤング)→オリジナルは1988年リリース。邦訳は1989年9月25日リリース。1985年9月にアップルを退社し、NeXTを立ち上げるまでを綴った評伝である。表紙にはNeXTのマシンと共に若き日のジョブズの自信に満ちた勇姿を見ることができる。

『スティーブ・ジョブズ-偶像復活 』(ジェフリー・S. ヤング、ウイリアム・L・サイモン)→オリジナルは、2005年リリース。邦訳は2005年11月18日リリース。第5章231ページまでは、『スティーブ・ジョブズ/パーソナル・コンピュータを創った男』上下2巻をコンパクトにまとめた感じ。第6章からはPixar創業から2005年まで。2005年というのはアップルの快進撃では、『チューインガム』サイズのiPodシャッフルのリリースまで。(ジョブズ非公認)

本作『I』(ウォルター・アイザックソン)→時間的にはほぼ『スティーブ・ジョブズ-偶像復活 』(ジェフリー・S. ヤング、ウイリアム・L・サイモン)と同じ。(ジョブズ公認)

つまり、本作はジョブズが自身の言葉で語る言わば『一人称』の世界からのアップルと言えるだろう。『スティーブ・ジョブズ-偶像復活 』(ジェフリー・S. ヤング、ウイリアム・L・サイモン)の記者の眼から見たアップルと大きな差は感じられなかった。むしろ、未だ誰にも書かれていない2006年から今までのアップルを語った『II』の部分にこそ、この著作の価値はあると思った。

その『II』について、他のレビューアには今まで誰も正確には書いたことがないこの『時代』について『知っていることばかり』と書かれている方もいるようだが・・・本当にそうだろうか。既に数十年ずっとアップルを追い続けてきたオールド・マック・フリークのぼくも知らないことばかりだった。以下にちょっと列記してみよう。

・1994年にマックワールド誌のコラムニスト、ガイ・カワサキが、『アップルがネクストを買収しジョブズをCEOにする』というパロディのプレスリリースを書いた、がこれが現実になった。(27ページ)
・1997年1月のマックワールドではピーター・ガブリエルが新しい音楽プログラムのデモをやった。(41ページ)
・『神は我々に10本のスタイラスペンを与えたもうた』と指を動かし、ニュートンの開発をやめようとジョブズが主張した。(43ページ)
・『Think Different』を考え提案したのは『1984年』CMを創ったシャイアット・デイ社のリー・クロウである。(72ページ)
・『Think Different』でナレーションされている言葉の一部『彼らは人間を前進させた』はジョブズ自身が考えた。(75ページ)
・『我々が必要とするのはこれだけだ』と言いながら大きく『田』の字を書き、升目の上に『消費者』『プロ』。左側に『デスクトップ』『ポータブル』と書き込んだ。(88ページ)
・『iMac』の名前を考えたのはケン・シーガルである。(106ページ)
・『アップルストア』について多大なヒントを与えた取締役はGAPのミラード・ミッキー・ドレクスターである。彼はプロトタイプの店舗をつくり、納得がいくまでそこで過ごしてみろ、とジョブズに助言した。(137ページ)
・アップルと同じことがじつは可能だった会社がたったひとつあって、それがソニーだったことも分かってくる。ソニーの出井伸之とその時の北米ソニーのトップハワード・ストリンガーの判断の間違いが今のソニーの凋落の原因。(172ページ)
・『アップルには、損益計算書を持つ『部門』はありません。会社全体で損益を考えるのです。』とティム・クックは語っている。(192ページ)→日本の家電メーカーは違うだろうな、きっと
・ジョブズのiPodの中身。2004年に入れてあったものも2011年3月のiPad2の中身も大きな差はない。ボブ・ディランの海賊盤を集めた作品集が6つ。ディランのアルバムがそれ以外に15枚。ビートルズが7枚。(ソロはなし)ストーンズが6枚。昔つきあっていたことのあるジョーン・バエズは4枚。クラシックはバッハの『ブランデンブルグ協奏曲』他と、ヨーヨー・マのアルバムが3枚。ジャズはなし。2011年3月のiPad2にはグレン・グールドの2種類の『ゴールドベルク変奏曲』が追加されている。(202ページ)

などなど

もう何十年もマック・フリークだというのに知らないことばかり。ホントに驚きの連続だ。そして最後の2章は涙なしには読めない。

最も感じたのは、スティーヴ・ジョブズの『人生』はスティーヴ・ジョブズの『作品』だ、ということだ。成功も失敗も数限りない。しかしながらジョブズの最高傑作は彼の『人生』そのものだ。それを知ることができるこの『II』は得難い一冊だと思う。今、家電で大幅赤字を出しているソニーやパナソニックの若手は、破綻寸前だったアップルが、世界最大の会社にいかにして成りえたか、を知るために手に取るべき本だと思う。

そして最後に一言。日本の出版社の電子書籍も含めたこの価格設定というのはいかがなものかと思う。Mac OSX Lionより高いこの値段でジョブズの遺志を顕しているといえるのか? よーく考えるべきだろう。
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