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96 人中、93人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
著者の書き方が気になる・・・,
By joshua4 (愛知県小牧市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スティーブ・ジョブズ-偶像復活 (単行本)
内容は面白いです。ただ非常に気になるのは著者がある種の偏見を持っているのではないのかなという想いです。スティーブ・ジョブズは確かにこういった人間なのかも知れませんがそうでないかも知れません。そんなところがちらちらかなり多く垣間見られました。たとえば、「トイ・ストーリー」が大ヒットして栄誉に輝いたイベントでジョブズが監督のラセターを壇上にあげずに自分で栄光を独り占めしたと書いてありますが、実際にそのシーンを映像で見たのですが全然そんなことはありませんでした。壇上にはジョブズのみ呼ばれて賞を受けその次にラセターのところに行って彼の手を持ち上げて観衆に応えていました。だからちょっと偏見があるのか、エキセントリックなだけの人物表現をしたいのか戸惑います。
42 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
スティーブ・ジョブズが如何に非凡な人間か、改めて実感できる本,
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レビュー対象商品: スティーブ・ジョブズ-偶像復活 (単行本)
スティーブ・ジョブズやアップルコンピュータに関しては、既に多くの出版物があり、語り尽くされている感があるが、何度読んでも面白い。本書もその例に漏れず、多くの魅力に溢れている。際立っている点は、スティーブ・ジョブズのプライベートな部分を大胆に記述している点と、関係者への取材結果を踏まえて、スティーブ・ジョブズの人となりが良くわかる表現をしている点である。その結果、スティーブ・ジョブズのカリスマ性や偏執性等々、非凡な部分が浮き彫りになっている。 中でも特に感心したのは、1970年代、アップルIIを開発している頃から、ユーザーインタフェースに最大の関心を払っていたことである。このこだわりはその後も変わることなく、iMacやiPod等のヒット商品の源泉となっていると思うが、市場の隠れたニーズにいち早く注目する先見性と、製品として実現する行動力はすばらしいと思った。 一方、性格面で興味深かったのは、「過去をきれいに忘れる」という得意技である。人間、過去の失敗やいやな出来事はなかなか忘れることができない。イチローも、「忘れなくてはならないことを、忘れられるようになったらこれは武器です。」(日経ビジネス、2005.12.26)と言っていたが、この点を見習うことができたら、人間一皮むけるのではないだろうか。 また、本書は、翻訳も良かった。例えば、「古参社員たちは、この事態を「まぬけの増殖」と呼んでいた。」(90ページ)、「まぬけの増殖」とは、まさに妙訳である。 さらに、「我々は、不満をもらすだけで十分でした。ドーベルマンを放すような感じでした。びゅんと飛んでいって、そいつにかみついてくれるんですよ。」(118ページ)なども、その場面がまざまざと浮かんでくる。原文ももちろんすばらしいのであろうが、軽妙な日本語訳も、本書の魅力の一つと言える。 本書は、業界を問わず、製品開発に携わる人にとって非常に示唆に富んでおり、参考になる点が多いのではないだろうか。
38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ガッツだけではないスティーブ・ジョブズを,
By WSSF "春夏秋冬" (Singapore) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スティーブ・ジョブズ-偶像復活 (単行本)
エキサイティングな展開に、時を忘れて読み切ってしまいました。が、叩かれても屈辱にまみれても果敢に挑戦を繰り返す、そうして一人前の男が造られる、というアメリカ社会に好まれる物語だと断定してしまうとシニカルに過ぎるでしょうか。著者(と訳者)の筆力には感嘆するものの、一気に読み終えた後に、割り切れないものを感じてしまいました。スティーブ・ジョブズの偏執狂的な性格とガッツばかりが目立ってしまい、別の重要な面を見逃している(又は軽視している)のではないかと感じた次第です。 それは新生アップルにおける(恐らく)最大の挑戦であったOS-Xの開発についてきちんと触れていないこと、この不思議にも現れています。OS-Xが早い時期からインテルで動くように考えられていたこと、我々はそれをOS-Xの発表から5年も後になって知ることになったこと、などの事実から推察できるスティーブ・ジョブズの長期的視野に立った行動、用意周到さ、深謀遠慮、老獪さ、高度なインテリジェンスなどです。 実際OS-Xの発表から5年を経て実現している豊かなマックの世界を見ると、その構想の大きさに身震いするほどです。これほどの偉業がガッツだけで成し遂げられる訳がありませんから。
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