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クローン製造、流血や暴力といったグロテスクな表現は、ともすれば大きな反感を買うことになります。ですが、この作品はそれら『世間的に忌み嫌われる題材』をあえて積極的に取り上げ、世界を構築し、それを完全に描きあげているのです。
確かにこれだけでは、ただの問題作になりえません。重要なのはこの作品が、ただ異端的、破滅的に終わるゲームではないということ。
私のプレイ後の感触は、決して不快なものではありませんでした。
プレイする場合は、与えられる言葉をそのまま受け取るのでは無く、ぜひ自身でいろいろ考え、自問自答してみて欲しいと思います。
ご託が多くなってしまいましたが、とにかく哲学的なゲームでもあるので、その辺も踏まえてプレイしてもらいたいです。
・・・単純に黒いゲームが好きという方も、それはそれでオススメだったりするのですが・・・(笑)
ゲームをスタートさせると、いきなり放り出されます。
何をすればいいのか、そこがどこなのか、まるで分かりません。
誰もが戸惑うでしょう。
戸惑いつつ彷徨うと、また放り出され、また彷徨い、放り出され…。
なんだこれ。
そこで止めないで下さい。これがバロックの正しい遊び方です。
プレイヤーの戸惑いはそのまま主人公の戸惑いでもあります。
くり返しくり返し同じ道をなぞるようでいて、少しずつ見えてくるものがあるはずです。
操作としては敵を倒しながらダンジョンを降りていくのですが
レベルはありません。レベルアップもありません。
強くなる余地があるとしたら、体力と活力と装備品です。
あとは操作の腕です。
ゲームの主人公ではなく、プレイヤー自身が腕を上げるゲームです。
あとは固定概念に捕われず色々なことをしてみて下さい。
断片的に見え隠れする言葉から、世界が見えてくるでしょう。
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