オザンナ再結成で評判を呼びました。実際は、英国暮らしになじめなかったダニロ・ルスティーチがイタリアに帰国してしまって、活動休止中だったチッタ・フロンターレに加入したことから。かつて特徴的なサックスを吹いていたエリオ・ダンナは英国に残りました。ファブリチオ・ダンジェロ・ランケロッティのピアノ、ダニロの12弦、リノ・ヴァイレッティのボーカルが実によいです。
イタリアにはジャズ・ロックをやるグループが多いです。エトナ、トリップ、アルティ・エ・メスティエリ、アゴーラ、バリチェントロ、ゴブリン、ペリジェオなど。なぜそうなるかと言えば、良いボーカリストが見つからなかったせいではないかと思っているのです。日本と同様の事情です。オザンナとそれらグループとの決定的な違いは、優れたボーカリストを常に擁していること。演奏の素晴らしさ以上に、トータルな抒情性が耳に残ります。