600ページ以上あるこの本は、半分はJAvaの基本を 半分は、オブジェクト指向について述べてあります。
全体的に全くのプログラム初心者でも理解できるように丁寧な解説がされています。
例えば、単に配列の使い方の説明にとどまらず、そもそも配列とは何か、また、それ以前になぜ配列が必要なのかなどの説明が有ります。
では、プログラム初心者でない人には意味のない本なのかといえば、そうではありません。
後半のオブジェクト指向については、初めての人はもちろん、過去に挫折した人、
さらに現在オブジェクト指向言語を使っているけど実はきちんと理解してない人でも役に立つ内容になっています。
例えば、抽象メソッド。
多くの解説本は、抽象メソッドの書き方について説明がされています。
少し良くできた解説書は、そもそも抽象メソッドとは何かが説明されています。
そしてこの本は、「なぜ抽象メソッドが必要なのか」「抽象メソッドを使わないとどの様な不具合が起きるのか」まで説明して有ります。
そのような説明が、ロールプレイングゲームを題材にわかりやすく説明されています。
ロールプレイングゲームは、まさにクラスとか継承とかをフルに使うので、例としても解りやすい内容になっています。
この本に向いている人
・初めてプログラムを勉強する人
・オブジェクト指向について、きちんと理解したい人
・他のJavaやオブジェクト指向の本をチラッと見たけど、中身が理解できなかった人
もちろん、プログラム初心者でなくともJavaを修得するにも適しています。
反面、例えば、Javaを使ったアクションゲームの作り方など、具体的なプログラムの作り方などは有りませんので、そのような物が欲しい人は他の本が良いかもしれません。
また、前半の多くは、Javaよりもプログラムの基本に多くを割いているため、すでに他の言語ができる人には物足りなく感じるかもしれません。