Amazon.co.jp
『AKIRA』(1988)で“ジャパニメーション”の表現力を世界にアピールした大友克洋による劇場用長編アニメ(2004年公開)。製作期間9年、制作費24億円という大作だ。
時は19世紀半ば、舞台は世界初の万国博覧会を控えたイギリス。少年レイは、祖父ロイドと父エディが発明した謎の球体・スチームボールを手にしたことから、アメリカのオハラ財団の手の者に捕われる。連れて行かれたのは、巨大な機械の要塞・スチーム城。そこで財団は、超高圧の蒸気を封じ込めたスチームボールの力を武器として売りさばこうとしていた。レイはそれを阻止しようとするが…。
単純明快な冒険活劇を期待して観れば案外小難しい部分もあって肩すかしを食うが、細部まで描き込まれたスチーム城の描写にはとにかく目を見張る。ダイナミックなアクションシーンなどはきっちり魅せつつも、王道というよりはどこかしらオフビート気味なのは、古い大友ファンにとってはむしろ吉報かも。(安川正吾)
時は19世紀半ば、舞台は世界初の万国博覧会を控えたイギリス。少年レイは、祖父ロイドと父エディが発明した謎の球体・スチームボールを手にしたことから、アメリカのオハラ財団の手の者に捕われる。連れて行かれたのは、巨大な機械の要塞・スチーム城。そこで財団は、超高圧の蒸気を封じ込めたスチームボールの力を武器として売りさばこうとしていた。レイはそれを阻止しようとするが…。
単純明快な冒険活劇を期待して観れば案外小難しい部分もあって肩すかしを食うが、細部まで描き込まれたスチーム城の描写にはとにかく目を見張る。ダイナミックなアクションシーンなどはきっちり魅せつつも、王道というよりはどこかしらオフビート気味なのは、古い大友ファンにとってはむしろ吉報かも。(安川正吾)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
大友克洋監督が放つ劇場長編アニメ最新作。19世紀半ばのイギリス、13歳の少年・レイは祖父から“スチームボール”を受け取る。だが、その脅威の発明を狙う謎の組織に立ち向かううち、国軍までも出動する戦いに巻き込まれていく。通常版。
内容(「Oricon」データベースより)
大友克洋監督が手掛けた劇場用アニメ。19世紀のイギリスを舞台に、空前絶後のエネルギーを持つ驚異の発明“スチームボール”を祖父から託された発明好きな少年の冒険を描く。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
緻密に再現された19世紀のロンドン、蒸気エネルギーによって無数の歯車がまるで命を吹き込まれたように動き出す。発明一家の少年レイが巻き込まれたのは、祖父と父が作り出した科学の象徴“スチームボール”を巡る陰謀だ。科学への警鐘と親子の確執を巧みに融合させたストーリーは、大友克洋の創造力の賜物である。『AKIRA』でリアルに再現された街並みに驚かされてから17年、旧友に再会したようで涙が出た。一時は制作中止も囁かれたが、総製作費24億円、作画枚数18万枚はだてじゃない。さすが世界の大友、なんとも贅沢なワクワクの冒険活劇なのだ。ビジュアルばかりが注目を集めているが、主人公の声を担当した鈴木杏ちゃんの上手さも圧巻! (米田由美) --- 2005年06月号