シスの復讐直後を書いたジュニアノベルズの日本語版。ダースベーダーになったアナキンが実は生きていたことを知った経緯などが、「暗黒卿ダース・ベーダー」と微妙に違っているが、そういう細かいことを抜きにして、この本からはオビワンの切なさがひしひしと伝わってくる。死んでしまったジュダイの友人たちを思い、アナキンをダークサイドに転向させてしまった己の未熟さを憂うオビワンの姿が痛々しい。また、ルークを見守るというミッションが故に、かつてのように危険を顧みず正義のために戦い続けることが出来ない己の立場にもどかしさを感じている様子が伝わってくる。
このもどかしさのせいで、オビワンの精悍さを感じられないところが今ひとつ不満だったので、星4つとしました。
シスの復讐後に興味が尽きないSWファンは必読の1冊です。