スター・ウォーズのファンとしては、スピンオフをどこまで追っていくか、常に悩むのではないか。かくいう私は、とても全部は追い切れず、基本は映画6本のみを観賞してきた。が、映画「クローン・ウォーズ」を映画で見て、CGアニメの世界の可能性に気付き、ついに本作を購入したという立場です。
結論からすると、個人的には非常に楽しめたのです。
まず、各回(30分弱)でエピソードがコンパクトに練られていて、観賞しやすい。次に、映画ではほんの少ししか登場しなかったキャラクターがガンガン活躍する。CGも実写のリアルさとは比較にならないものの、映画のファンの観賞レベルにも充分耐えうる出来の良さである。そして、個人的に嬉しかったのは、単なる宇宙での戦艦、戦闘機のバトルや白兵戦などの出来とは別の世界、具体的に言うと「ジェダイの本質である精神世界」を、マスターとパダワン、更にはクローン兵との交流の中で分かりやすく、魅力的に訴求している点に心を奪われてしまった。
ヨーダがクローン兵のヘルメットをとらせ、一人ひとりに教えを与える場面があったり、クローン兵の中での人間関係、精神的成長を描いたエピソードがあったり、単なる戦闘場面で魅せる作品ではない所に強く惹かれる人は多いのではないかと思います。
全エピソードに数分ずつではあるがメイキング映像もあり、関係スタッフがスピンオフ情報や、オリジネイターであるルーカスへのヒアリングを通して非常に真摯に製作している事もよくわかります。
他のレビュワーさんが書かれている、缶ケースの扱いにくさなどの改善点にはまったく同感です。(更に言うと、メニュー画面の言語がポルトガル語?か何かで直観的な操作でなんとかなるにはなりますが、最初は面くらいました)こうした点は今後、よりよくされるといいとは思いました。