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ソ連の社会主義を厳しく批判しつつも、歴史あるロシアの風土と文化には敬意を表し、また戦いそのものの全容を描くのではなく、実在の英雄ヴァシリの伝説をもとにした男と男の一騎打ち、そして極限状況下の男女の愛に焦点を絞ることで、壮大な人間ドラマを具現化させた、巨匠ジャン=ジャック・アノー監督の秀作。ヴァシリの恋人役レイチェル・ワイズを際立たせているのも、この監督ならではの素敵な賜物である。(的田也寸志)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
繰り返し見れそう,
By 柴犬 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スターリングラード
素直にいい映画だったと思います。戦争映画は壮絶な戦闘シーンや反戦のメッセージが強く描かれている物が多いけど、コレはちょっと視点を変えて敵対するスナイパーの対決に焦点を合わせているのが新鮮。英雄として宣伝に使われることに戸惑ったり、愛する人に出会ったりという話も盛り込まれて主人公への気持ちも入れ込み易い。ジュード・ロウがあまりにカッコイイイので出来すぎっていう気もしますが、彼の鋭い眼光を捕らえたシーン等は良く撮れてたし、ルックスに負けないいい役者っぷりだったと思います。エド・ハリスは文句なく素晴らしかった!彼が相手役(?)だったことでこの作品はキリリと引き締まっていると感じます。何を演じても外さない、地味だけど存在感たっぷりの彼はこの作品で一番光ってます。
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
物語をぐっと引き締めた、ケーニッヒ少佐の人物像。,
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レビュー対象商品: スターリングラード
ドイツ軍フリークが観ても、主人公であるソヴィエト軍兵士ヴァシリ・ザイツェフに感情移入できる、数少ない「戦争映画」のひとつ。エド・ハリス演じる「ケーニッヒ少佐」が実在するかどうかは全く別次元の問題として、この作品中での「存在感」は素晴らしい! DVDの特典映像で、エド・ハリス自身が「ケーニッヒ少佐」の性格や背景を役作りの上から解説しているが、こういった貴重な情報が得られるのがDVDの良さだろう。エド・ハリスは「ケーニッヒ少佐は戦争から一定の距離を置くために、ベルリン郊外にある狙撃兵学校の校長をしていた。ナチス党員だったかも知れないが、決して信奉者ではなかっただろう。しかし、彼はある一人の人物と対決するという目的のためにだけ、スターリングラードにやって来た」と自らが演じるドイツ軍人の人物像を語る。さらに、ケーニッヒ少佐の息子がスターリングラードで戦死している(劇中で少佐が将軍に明かしている)ため、自ら「息子の終焉の地」を軍人としての最後の戦場として、志願して来たであろうことは容易に推測できる。 ケーニッヒ少佐とロシア人少年サーシャの交友と悲劇的な結末。ここにこそ、ケーニッヒ少佐の断固たる決意が現れていると思う。彼はサーシャを疑ったが、ソヴィエト軍に情報を漏洩しているという事実だけでは殺していない。警告したにも関わらず、「今後、外を出歩かない」という約束を破ったことによって、「気の進まないことをしなければならなくなった」のだ。このシーンは何度見ても、ぞっとするほど恐ろしい。戦争は大人同士が、戦場で命のやりとりをするもの。そこに「スパイ」として積極的に関わって来る以上、女子供でも容赦はしない。ケーニッヒ少佐の人物像が鮮明に浮かび上がる、見事なエピソードである。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
超A級戦争映画,
By masasige (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スターリングラード
冒頭の戦闘シーンにただただ、圧倒されます。大迫力の臨場感。自分が、本当に機銃掃射されるかの様です。第二次世界大戦の天王山のスターリングラード戦の凄まじさが、リアルに忠実に描かれています。原題は“ENEMY AT THE GATES”。ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、エド・ハリス、の渋い演技力も絶品です。
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