10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
こういうのを隠れた”Gem”というのでしょうか。, 2009/10/13
B級ホラーの雄、ジョン・カーペンター監督の異色「ラブ・ストーリー」。
人類からの「お誘い」に応えて地球を訪れたエイリアンがアメリカ軍に撃ち落され、追跡される皮肉な展開。
その目的はもちろん生体解剖です(笑)。
追い詰められたエイリアン=スターマンは偶然出会った美しい未亡人、ジェニーの亡夫のDNAをコピーして人間化。
宇宙から救出にやって来る仲間とのランデブーポイントを目指して二人の旅が始まります...。
別人とは知りつつも最愛の男性と瓜二つのスターマンに否応なく惹かれていくジェニーの切なさ。
まっさらな心で人間世界を眺め、その矛盾に戸惑うスターマン。
そして二人を追う科学者(チャールズ・M・スミス)の気弱さと善良さにも説得力があります。
スピルバーグの作品のようなスペクタクルやドラマチックな展開をねじ込むことはカーペンター流ではなく、それは本作でも同様です。
主演のジェフ・ブリッジスとカレン・アレンの二人の演技とコンビネーションにきっちりと大枠のところは委ねられており、結果的にはそれが成果を上げております。
ちゃんと孤独な二つの魂が一歩づつ近づいて行く様が説得力をもって描かれていて、
破天荒な物語ながら感動的なラブストーリーとなっています(ちゃんとメイク・ラブシーンもありますが全然不自然さがありません)。
クライマックス、砂漠に降る雪の中で描かれる別離は飾り気もありませんがストレートに心に響くものとなっています。
ジェフ・ブリッジスの巧さは今更ながらですがカレン・アレンの魅力に関してはスピルバーグの「レイダース失われた聖櫃」よりも
本作の方が遥かに上で、役者の魅力でドラマが成立しているという意味で実に「映画らしい」佳作となっております。
女性の方々にもっと見ていただきたい作品ですね。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日中に観るならゼヒ仕事をズル休みして観てほしい。, 2009/11/22
ジェフ・ブリッジスが主演で宇宙人の役というところから、なんだか私のツボを突きまくる。
ジェフ・ブリッジスはなんか過小評価されているんだけど、やっぱこういう映画に出てるからだろうなぁ。・・・なんて思いながらそういうところも含めて私は気に入ってしまった。(リチャード・ギアのパチモンなんていった人がいたが、ジェフ・ブリッジスのが先輩だゾ)
まあストーリーは馬鹿らしいし、突っ込みどころもありますが、あえてここでは深く触れません。
変なハッタリもあまり無い(グロな宇宙人も出てこないし、ショッキングなシーンもあまりない。)ので、観終わった印象は地味かもしれないけれど、夜中に眠れないから期待しないで観はじめるとか、たまたま仕事を休んだときにテレ東とかでやってたりすると、結構印象深いと思うな。
死んだ夫にそっくりな宇宙人に対して最初は恐怖を抱きなんとか逃げようとするけれどタイミングがなかなか合わず、付き合っていくにつれ徐々に心を開いて親しみを感じてくる描き方は、さすが。
ついつい引き込まれて数箇所ホロッとさせられてしまう。
確かにトンデモなところはあるけどサ。そう目くじら立てるとせっかくの良い映画も楽しめなくてもったいないよ。
それにこの映画そんなに安っぽくて目立つところはあまり無いので、SFに拒否反応を起こさない人なら普通にラブストーリーというかヒューマンドラマとして楽しめると思うんだけどな。
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ボウイ初のヒストリー映像, 2007/6/1
レビュー対象商品: スターマン [DVD] (DVD)
以外にこれまでなかったボウイのヒストリー映像です。酷評されていた同タイトルの輸入版DVDとは違う物だと思われます。ボウイのソロデビューからヒーザンまでをカバー、ソロ前の数々のバンド映像、ハイプというバンド映像、ジギースターダストツアー、ダイヤモンドドッグスツアー、グラススパイダーツアー等…他のDVDをお持ちでもダイジェスト的に見せてくれているのであまり被ることはありません。 一気にボウイを知るには持ってこいです。期待したステイショントゥステイションツアー、ロウアンドヒーローズツアーの映像はありませんでしたが、アルバムをほぼ漏れなく(ティンマシーン'Uは漏れてましたが…)解説してくれてるのが嬉しい限りです。特にアラジンセイン時のライブ映像はレアでした。やや難を言えばチャプターの幅が遠い。出来ればアルバム一枚ごとに区切ってくれると尚良かったかも。