外食産業の現場ではマニュアルが必須ですが、アメリカ人はそれを束縛と感じる人が多いようです。
ここで紹介されている10カ条はスターバックスのパートナー(従業員)が常に携帯する
「グリーン・エプロン・ブック」に書かれているもので、仕事に対し、何を考えるべきか、
どのように考えるべきなのか、ということの指針を示したものです。
マニュアルが業務の標準化を目指したものとすれば、「グリーン・エプロン・ブック」は
自主性や各人の個性を尊重したものと言えるでしょう。
「もしこの世界に賞賛も批判もないとしたら、あなたはどういう人になりたいですか?
この質問に答えられれば、あなたはすべてわかっている。」
とは、まさに哲学的とすら言えるでしょう。
しかし、自分をよく知り、職場の考えと合わなければ職場を去った方が良いという言葉は
アメリカ人には個人の尊重に思えても、日本人には冷たく響くでしょう。
経営を学ぶというよりも、日米文化の比較に役立つのでないかと思います。
なお、この本の最大の強味は正式なスターバックスのロゴマークが使えることだと思います。