第1曲であり表題曲の「スターズ」、
ギター1本の弾き語りで、ジャニスの本領発揮と言ったところ。
しみじみと聞かせる1曲で、彼女の代表曲である。
このアルバムは表題曲のようにじっくりしっとりした印象ではない。
こじんまりとまとまってはいるものの、女性的な優しさが満ちているし、
まだまだジャニスの若さがかわいさを醸し出している。
「感応の馬車」は、どこにも馬車の描写はないに、
いかにも馬車に乗って田舎道を走っているかのよう。
デュエットになるとグンと力強くなる。
僕はどちらかと言うとB面が好きだ。
「悲しみのダンス」は力強い始まりとゴスペルの様な山が印象的だが、
それ以降は亡き人を思う回想の心細い歌となる。間奏部が4分の3拍子になり、
踊っている雰囲気を出しているところなど、とてもいい。
「貴方なしでは」は本当にかわいい小曲。
続く3つの大きな曲に向かうインテルメッツォというところか。
「我が心のジェシー」は、もう今更コメントもない。
名曲中の名曲。泣けてきます。
「あやつり糸」は、もうこれは演歌のノリ。
こんな思い、アメリカでもあるんだなって感心したものです。
最後の最後まで感情を抑え、その爆発と同時にストリングスがなり出して盛り上がり、
またジャニスのものすごい迫力の歌唱が印象的。
「アプローズ」は本当に不思議な歌。
ショーの時の華やか様子と、舞台裏、特にその晩の様子が目に浮かぶ。
記念すべきアルバムの最後の締めくくりも、ビッグバンドの洒落た終わりで、nice!