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スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
 
 

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 [単行本]

吉本 佳生
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (107件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

あのモノやサービスの値段はどうやって決まっているのか?有名コーヒー店の値段のしくみ、携帯電話の超複雑な料金体系、映画DVDの「だんだん値下げ」、100円ショップの安さの秘密…今まで「そういうものだ」と思っていた社会のしくみに、経済学というフィルターを通すと、意外な理由が見えてきます。

著者からのコメント

私の家の近くに24時間営業のスーパーがあり、店に入ってすぐの棚では、有名飲料メーカーの500mlペットボトル入りのお茶が98円で販売されています。ところが、店の前の自動販売機でも同じお茶が売っていて、その価格は150円です。移動に10秒もかからない場所で98円で売られているお茶が、自動販売機では150円で売られていて、しかも結構売れているようなのです。ともに冷やしてあり、もちろん同じ味です。
同じモノがすぐ近くで異なる価格で売られていて、どちらで買う人もそれなりにいるのはなぜか? 自動販売機で150円で買ってしまう消費者は合理的ではないのか? じつは、150円で買うことが合理的だと思われるケースも多いが、それはなぜか?
本書は、身近な「モノやサービスの価格」について、「消費者の視点」で理解することを目的にした経済の入門書です。しかも、徹底してひとつのコンセプトに絡めて考えます。それは「コスト」です。ただし、かなり広い意味でのコストに注目します。
石油がほとんど採れないはずの日本が、ガソリンや軽油の輸出を大幅に増やしているのはなぜか? どんどん高機能化するデジカメの価格がどんどん安くなるのはなぜか? 100円ショップの安さの秘密はどこにあるのか? といったことも考えます。
もちろん、表題にあるように、スタバのコーヒーの価格についても考えます。じつは、本書の結論は「グランデを買え」というものではありません。こういった本のタイトルは少し大げさなのです(お許しください)。スタバのコーヒーの話は、本書が取り上げているたくさんの話題のひとつにすぎません。スタバのコーヒーに興味がない人でも、身近なモノやサービスの価格に興味があれば、ご一読いただければと願っています。

登録情報

  • 単行本: 284ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2007/9/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4478002290
  • ISBN-13: 978-4478002292
  • 発売日: 2007/9/14
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (107件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
198 人中、168人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書の内容は、「消費者の視点」と「企業の視点」で
モノやサービスのプライスを決める理由を説明しています。
また、消費者は同じ商品でも「取引コスト」を意識的であったり無意識的に判断し、
購買活動をしていることをわかりやすく説明している。

スタバの事例は
S(ショート)サイズとG(グランデ)サイズの容量は、
それぞれ240gと480gとグランデサイズはショートサイズの2倍になります。
ところが、全ての飲物でSサイズとGサイズの金額差は全て100円となっています。
コーヒーはSサイズが280円でGサイズが380円なのに
Sサイズが380円のプレミアムホットチョコレートはGサイズが480円と100円高いだけです。

容量から計算すると、
どの飲物でもSサイズの倍になるGサイズの方がお買得です。
これは、消費者視点から見た場合のものです。

一方、企業視点から考察すると、消費者視点と同様にGサイズが利益率が高くなります。
(詳しく知りたい方は、本書を読んでください。)

軽くふれると、
コーヒーを提供するためには、コーヒー豆や牛乳などの原材料費がかかります。
それ以外に従業員にかかる人件費や家賃や光熱水費などの経費がかかります。
このような原料以外のコストを本書では「取引コスト」と表現していています。
コーヒー提供に原材料費の割合は非常に低く、「取引コスト」が大半を占めています。
容量を増やしても「取引コスト」は変らず、UPする原材料費もたかが知れていて
容量が増えると利益率が高くなるわけです。

スタバの例では、消費者も企業もGサイズがお得な価格設定になっていると言うわけです。

本書では、スタバの例は一例でしかありません。
「消費者の視点」と「企業の視点」でモノやサービスを見るとどうなるか
それぞれ事例を用いて8章にわたり、説明しています。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
タイトル買い 2008/3/11
By VINE™ メンバー
形式:単行本
面白そうなタイトル(キャッチ)だったので購入。
皆さんがレビューにあるとおり経済学を学んだ人にはおそらく物足りない内容でしょう。

こういうキャッチで学ぶ意欲を掻き立てるきっかけを作るというアプローチはいいのではないかと思います。

個人的にはもう少し掘り下げて欲しかったが、入門編としてはまずまずじゃないかな。
このレビューは参考になりましたか?
51 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
とにかく面白いです。
切り口としてスタバや100円ショップ、携帯電話などを例に挙げ、
学術的な小難しい説明を読む苦痛を和らげてくれています。

この本全体を通して一言でまとめると、要するに
「取引コスト」など、純粋な原価以外の部分に着目して値段を見極めようぜ! って感じです。

個人的に白眉は、「比較優位」の話でした。
かいつまんで言うと、絶対的に能力がダメダメな人でも、自分の能力(出来ること・出来ないこと)を冷静に自覚できれば、必ず活躍の場がある…という話です。
中間管理職とか組織のリーダーが参考にすべき理論だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
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勉強になりました。
以前から興味のあった本でしたが、時間が無く読めずにいました。
読んでみて、これまでとは違う視点で物事を考える良いきっかけとなりました。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: kazoo
読みやすいです。
経済と価格について少しわかります。
この作者の本は、比較的読みやすいと思います。
「取引コスト」という考えかたをすれば... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: katamachi
「第7章 経済格差がなかなか是正できないのはなぜか?」 がとてもおもしろかったと思います
 経済学の本。というもののそれほど難しくはないです。
 「第1章 ペットボトルのお茶はコンビニとスーパーのどっちで買うべき... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: ふる
経済学の入門書として
身近な生活において働いている経済原理などを優しく
説明した本です。
特に専門知識がなくてもOKです。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: ナイス
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