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ポール・ウェラー初の全編カバー・アルバム。ボブ・ディラン、ティム・ハーディン、ギル・スコット・ヘロンなど1960~70年代のナンバーを中心に、独自のテイストを加えながら自らの魂を吹き込んでいる。これまでもキンクスなどのナンバーをカバーしてきたポールだが、今回は自らのルーツではなく、あえて馴染み深くない曲をプレイすることにより、自分なりのカラーに染め上げていったのだとか。事実、どの曲もポール色に染めあげられており、オリジナルを知らなくても十分楽しめるアルバムとなっている。ぐっと腰の入ったソウルフルなヴォーカルで酔わせてくれる、大人のロックが心地いい。(山崎智之)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
このUKロックきっての一徹男が、全曲カヴァーで1枚作る日が来るとは。感慨めいた思いがさすがによぎりますが、朴訥な歌いぶり含め印象はけっして悪くない。お約束のソウル・ナンバー以上に、バカラック作(6)やニール・ヤングの(12)にむしろ胸打つものが。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
純然たる音楽ファンでもあるからこその全曲カヴァー集なのだろう。オランダのアムステルダムにあるスタジオ150で録音されたというウェラーの今回のこの取り組みにはまずそのことを思う。そして、選曲とその解釈はもちろんウェラーならではの引き出しの妙がアチコチに窺い知れるといった魅力のものだ。70年代のEP盤まで手に入れたというノーザン・ソウルのノーラン・ポーター(1)はもとより、ティム・ハーディン(3)、ギル・スコット・ヘロン(4)、アラン・トゥーサン(9)(ウェラーのライヴ定番曲。アーロン・ネヴィル以外にもボズ・スキャッグスのもので知られる)、ゴードン・ライトフット(7)、ボブ・ディラン(11)(ウェラー自身はここでのカーリーン・アンダーソンとサム・ブラウンによるゴスペル歌唱がお気に入りとか)、また、見逃せないのはカーペンターズ(9)や後進オアシスの(8)、さらにシスター・スレッジやローズ・ロイスなどなど。ニール・ヤング(12)もいい。 (会田裕之) --- 2004年09月号
Album Details
Japanese edition of his 2004 covers album includes two bonus tracks, 'Family Affair' and 'Let it Be Me'. Highlights of the set include the lead-off single, 'The Bottle' (Gil Scott Heron) and the follow-up second single, 'Wishing On a Star'. 14 tracks in total. V2.