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スタジアムの戦後史―夢と欲望の60年 (平凡社新書)
 
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スタジアムの戦後史―夢と欲望の60年 (平凡社新書) [新書]

阿部 珠樹
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

相次ぐ巨大スタジアムの建設、新球団を生んだプロ野球界の再編など、スポーツと都市、スタジアムと市民のかかわりが大きな転換点にさしかかっている。正力松太郎はなぜ自前の球場を持たなかったか?昭和天皇の相撲観戦にはいかなる意味があったのか?財界の名物男、永田雅一が描いた夢の球場とは?スタジアムが戦後史の中で果たしてきた役割、映し出してきた時代の空気を探る。

内容(「MARC」データベースより)

戦後、スタジアムはどんな役割を果たしてきたのか。成り立ちやそこを舞台に繰り広げられた名勝負、引き起こされた反響を通して、スタジアムが映し出してきた時代の空気を探る。

登録情報

  • 新書: 209ページ
  • 出版社: 平凡社 (2005/07)
  • ISBN-10: 4582852831
  • ISBN-13: 978-4582852837
  • 発売日: 2005/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 627,727位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 4.0 消えてしまったスタジアムとそこでの光景, 2005/7/17
By 
recluse - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: スタジアムの戦後史―夢と欲望の60年 (平凡社新書) (新書)
この中で、取り上げられるスタジアムは3つの野球場と2つの国技の殿堂です。後者については、設立者のしっかりとした哲学がその後の存在感を支えています。翻って残りのプロ野球のスタジアムは、その興行的性格のみが最後まで貫徹したためでしょうか、この3つとも戦後と社会の変化の荒波を乗り越えることができずに、姿を消してしまっています。この消滅のプロセスが容赦なく描写されています。この没落を、著者は、輝いていた時代の記憶を持つ者としてのノスタルジーと緻密な社会分析で描いていきます。もうすっかりダサい中高年の親父のイメージが定着してしまったプロ野球ですが、そのプロ野球が輝いていた時代もあったということをまざまざと思い起こさせてくれます。特に、川崎スタジアムの興亡を取り上げた部分は、切ない描写でいっぱいです。現在の富士見公園に立ち並ぶテントを、昔の川崎球場の観客の必然的な到達点と描いた部分は、その単純化と誇張の適切さはともかくとして、残酷な真実の一面を確かに捕らえています。これらの5つのスタジアムのどれをも訪れたことのない私にも、どこかで見たような光景を思い起こさせてくれます。どういうスタジアムがこれからできてどのような文化や人間模様がそこで繰り広げられるのかは、このような過去への追憶をもつ私にはわかりませんか、それもまた変化する時代に拘束されるものであることだけはたしかのようです。
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