謎めいた不思議なタイトルが気になり手に取った。本書には、かつて日本にスサノオと呼ばれる一族がいて、その人たちが現代の技術でもできないような人間離れした能力で、古代日本の国造りを行ったという驚くべきことが、緯度経度というゆるぎない数字を根拠に解き明かされる。もし本書に書かれていることが真実だとしたら、日本人のルーツや歴史を根本から見直さなければならない。
スサノオ一族たちはどのようにして、ナスカの地上絵もびっくりの圧倒的なスケール感で距離を測ったり、活断層の位置まで正確に把握することができたのだろうか。本書の内容がどこまで真実かは今後のさらなる研究を待つしかないが、私たちはいまもスサノオたち古代人が作った国土の上に生きていると思うと、歴史のレイヤーの重厚さに鳥肌が立つ。読後に世界の見え方が変わってくる一冊であることは間違いない。