まるごと女学校というコロニーにやって来た新任教師・在原。
無重力と生徒たちのイジメに手こずりながら、奮闘するという内容です。
いってみれば、スペースコロニー版の『坊ちゃん』です。
残念ながら(?)今回の主人公は男です。
それも暑苦しくて、ちょいと性格の悪い男です。
しかヘタレではないため、呆れながらも好感が持てます。少しだけど。
カサハラ作品らしい、メカや舞台のディテールは細かいです。
学園長の全球タイヤのリニアカーや、コロニー中心部のセンター・チューブの設定。
コロニーの夕暮れから夜への移行プロセスに、色々な交通機関。
そして無重力バスケ、カプセルボール。
と、SF好きにはたまらない内容です。なので★4っつ。
単なる設定でなく、ちゃんと物語とリンクしています。
この辺り、いかにもカサハラテツロー作品です。
◎お気に入りの1コマ
P.43から始まるコロニーの日暮れ。
日暮れの音楽が流れるという設定が良いなぁ。(笑)
ちなみにこの作品に登場するコロニーはシリンダー型ではなく半球形です。