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スコットランド王国史話 (中公文庫)
 
 

スコットランド王国史話 (中公文庫) [文庫]

森 護
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明治維新の日本に、科学・技術をもたらしたのは、スコットランド出身者だった。しかし以来、その歴史が系統的に紹介されたことは一度もない。本書は、紋章研究家の著者が、英本国の資料を駆使し、エピソードを交えつつ説いたスコットランド史。図版146点。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 397ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2002/03)
  • ISBN-10: 4122039908
  • ISBN-13: 978-4122039902
  • 発売日: 2002/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
妹の通う高校の英語教師は、「イギリスの方ですか?」と聞かれると、むっとして「スコットランド人です。」と答えていたとか。
もちろん、卒業式の正装はキルト着用。
日本人は、イギリス、とひとくくりにしたがるので、スコティッシュの誇りに気が付かない。
さあでも、スコットランドという独立国はない?スコットランドとはなんぞや?

かつて勤めていた郵便局でも、スコットランドあて郵便小包を、国名がわからないばかりに、送料がいくらかわからない局員さんがいた。無理もないが。

独立国としてのスコットランドの歴史を記した、入門として最適な本。
王位継承法が無茶苦茶なので内乱が多く、王様が多くて名前が覚えづらく、天寿を全うした王の少なさにたまげてしまう。

結局の所、イングランド王家が未婚の女王エリザベス一世で絶えたために、最も近い縁続きから探して、スコットランド王家のジェームズ一世を連れてきたというわけだ。
スコティッシュにしてみれば、自分のところの王様が隣国の王様になったということ。お隣の一部になった、とは毛頭思っていまい。

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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
スコットランドに関する気軽な入門書にはいいのでは
と思いましたが、スコットランド女王メアリ・スチュアートに関する
森護氏の見方にはかなり疑問を感じました。昔のイギリスの
メアリ・スチュアート観そのままといった感じでした。
メアリを中傷しエリザベスを賞賛する。まあイギリス大好きな
日本人が多いですから、そういう史観の方がいつまでも

はびこりがちなのはしかたないのかもしれませんが。
日本ではメアリ・スチュアートに関する本より圧倒的に
エリザベス一世に関する本の方が多いですし・・・
あまり日本ではメアリ・スチュアートに関する良質な
伝記は見られないと思います。メアリ・スチュアートのわりと
良質な伝記といえばアントニア・フレイザーの本くらいでは
ないかと思います。

日本で出版されているメアリの伝記は

ボスウェルとの不倫の恋に狂って
身を滅ぼした女王といったものばかりですからね。
イギリスでは最近はメアリ・スチュアート
は夫のダーンリー卿殺害には関係しておらず、例の有名な「小箱の手紙」も
メアリが書いたものではないという見方の方が有力になってきているようです。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
人はもともといがみあうもの。特に利害関係が対立する隣人とは

常に争いごとが絶えない。そんな意味でローマ帝国のようにメジャー

になった国の歴史を読むとどんな工夫をしてそれを乗り越えたかが

書いてあっておもしろい。

その反対にスコットランドのように同じ民族同士の争いが絶えず、

マイナーにとどまって征服されてしまった国の歴史は、メジャーな

歴史を補完するような事実が書かれていて興味深い。

スコットランド史の面白いところは、歴代の王様のほとんどが後継者や

外国との戦争によって殺されているという点である。(シェークスピア

の「マクベス」のダンカン王が実は先代の王を殺して王になっている、

そんなことを知っただけでも本を読んだかいがあったと思う。)

そんな悲劇の原因は制度に問題があったからか、民族の気質に

原因があるのかそんなことを考えさせられてしまう本です。
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