この長編漫画を描くにあたって、作者はきっと長い間イメージを膨らませていたのだろう。
別冊マーガレットで発表された「大逃亡」や「オレンジの血のにおい」などの路線を引き継ぎ、麻宮サキという魅力的なヒロインを登場させることによって、爆発的な人気を獲得した。
学校は閉鎖社会だから、捜査が行き届かない。よって、同じ学生の立場の刑事を送り込む必要があるという趣旨で、選ばれたのが麻宮サキ。サキには警察を裏切れない理由があった。サキは拳銃を与えられておらず、ヨーヨーで、凶暴な犯人と戦うという構図が基本的な設定でした。
ドラマは、とんでもない脚色の作品でした。
和田慎二さんの、この作品以前に描かれた作品も合わせて読むと、壮大な話であることに気付かされます。