ジャック・ブラックのパワフルな表情が印象的なジャケットに引かれたのが本作との出会いです。
皆様のレビューを拝見しても大変好評で、ますます興味をそそられ予約購入。
これが大当たりで、何度見ても楽しめる。ほとんど毎日バンドバトルの場面を再生するので家族が呆れているほどです。
あまりにも面白かったのでもう一つ買い、姉の誕生祝に贈りました。
姉もたいそう気に入ってくれ、今ではちいさな姪たちともども『移民の歌』をシャウトしております。アアア~ア~
さて、本作の面白さは既に大勢の方が述べておいでですので、今更という気もいたしますがこれだけ申し上げます。
主演のジャック・ブラック(JB)はとにかく表情豊かでエネルギッシュ。
彼のパワーが画面からあふれ出て、こちらまで元気にしてくれます。
そして彼はまた美しい声の持ち主でもあります。
クライマックスのバンドバトルは言うまでもありませんが、教卓に足を乗せ、ギターをかき鳴らしながら歌う鼻歌まで決まってる。
校長役のジョーン・キューザックと二人でスティービー・ニックスを歌う場面はとりわけ見事で、思わず聞き惚れてしまいます。
JB出演作をよくご存知の方には彼を「下世話」と評する向きもあるようです。
私は本作で初めて彼を知ったのですが、もし上の評価が事実だとしますとこの作品はJBの良さが前面に表れていると思われます。
偽教師として就任するまでは怠惰さや狡猾さが目立ちますがそれでもどこか憎めない。
さらに、ロック教育者として目覚めた(?)後は、見違えるほど生き生きとして魅力的です。子供たちの才能を見抜く賢さ、自信をなくした子の気持ちを引き立てる思いやり、道を踏み外しかけた子がいれば即座に連れ戻し護る責任感には自然と頭が下がります。これは大人相手でも同様で、やはりロック好きと判明した校長をだましつつも、彼女の辛さや寂しさを受け止める包容力が見る者の心を動かすのです。
子供が見ることを考慮してかとんでもないスラングもないようですし安心。
個性的で可愛らしい子供たちの活躍がまた楽しい。
バンドバトルからエンドロールの最後まで思いきり楽しめます。
心から笑えて解放感を味わえ、幸せな気分になれるお勧め映画です。
家のテレビで見てさえこんなに面白いんですから、スクリーンではどれほど迫力があって楽しかったことでしょう。
広島では上映してなかったのかなあ…ポスターとか見た覚えないんですよね…なんとも残念です。
リバイバル上映してくれたら喜んで行くんですけど…。