登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
舞城の王道3本,
By
レビュー対象商品: スクールアタック・シンドローム (新潮文庫) (文庫)
特に最後の『ソマリア〜』に見られるグロテスクなまでの暴力描写は相変わらず。気持ちの悪さで言えば『熊の場所』に収められている『ピコーン!』と同等。同時に『スクール〜』で暴力の伝染のことが書かれていて、これは同じく『熊の場所』に収められている『バッド男』にリンクする。ソマリアが暴力を受けて死んで生き返って死んで、を繰り返すところは『九十九十九』に繋がるし、同じく『我が家のトトロ』の「僕」に見られる迷いやら何やらとそれを受け入れる家族(妻と子供)の図も『九十九十九』の最後に似通ったものが描かれている。
舞城王太郎の、まさに王道とも言えるテーマが3つ。短編というだけあって、『阿修羅ガール』ほど読んでいてしんどいこともなく、舞城ワールドにどっぷり浸かりたい人には少し物足りないかもしれない。 一方で『阿修羅ガール』『九十九十九』の前の導入としてはこれくらい軽い方が読みやすいと思う。舞城ワールドの手引きに、『煙か土か食い物』のあとに、『好き好き大好き超愛してる』と前後して読んでみると、舞城ワールド初心者は一気に彼の世界が近づくのでは。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
書き下ろしがすごいことになってる,
By 耳 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スクールアタック・シンドローム (新潮文庫) (文庫)
最近この作者にはまってどっぷりな自分だけれど最初の2つの話は結構すんなり、でもやっぱりまいじょう。
びっくりしたのが「ソマリア、(ry」で、やっぱりこの人凄いなぁなんて思いながら余韻にまたどっぷり、の途中。 どれもこれも暗い黒い部分がはっきり書かれていてのいい話。こういうのもありなんだなぁと関心。 たぶんこの人はパワーにあふれ過ぎちゃって困っていて小説でみんなに分けてるのかと思っちゃうくらい読後に元気が出ます。グロは個人的にはきにならないかな。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
いやースゲー作家だ,
By
レビュー対象商品: スクールアタック・シンドローム (新潮文庫) (文庫)
著者の作品は初めて読んだ。
現代的な小説と言えば良いのか?ポストモダン系ってことか? 混沌とかってレベルじゃないだろこれ。褒めてんだけど。 人間の奥底に沈むどす黒い感情をすべて一人称で語り、ナンセンスを通り越していながら、度し難いほどに人間愛に満ちあふれている。 書下ろしの、ソマリアはどこのSF・エロ・グロ・いじめ・青春小説ですかって感じで、気持ち悪いのがキモチイイ。生臭い小説だ。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|