本作が発売されてから1年以上経ってからプレイした。3Dになったことでプレイする前は食わず嫌い的に避けていたが、結論から言うと、『なぜもっと早くやらなかったんだ〜??』と叫んだほど良い作品だった。以下ポイントを列挙してみた。
1.PS2初のドラクエ正統シリーズの新作、ということで戦闘中に味方キャラクターの姿が見えるし動くし、敵も負けじと動き回るし見ていて飽きないバトルが非常に評価できた。付け加えるなら某RPGのように魔法エフェクトが以上に長かったりしてストレスを感じることなど皆無。今までのドラクエとほぼ同じテンポでサクサク戦闘が進むので非常にやりやすかった。ゼシカ最高!
2.フィールドマップが本当にパッケージ裏に書かれているように『見渡す限りの世界がある。』を表現している。とにかく広い。次の街に行くまでに2回ぐらい夜になるのが普通。今までのハードだと容量の関係で街と街が近かったが、本来こうあるべきだと思うしこれはこれで楽しめた。ひーこらひーこら。
3.ダンジョン数自体はあまり多くないが移動距離は結構あったと思う。今回は地図を見ながら進むことができる場所がほとんどなのでダンジョン攻略の難易度はあまり高くない。ボスはそこそこ歯ごたえがあるのでリレミトは必須。MP0だとボス倒した後に全滅ってことももあったので・・・。行きは良い良い帰りは怖い。
4.3D。全てが3Dになったことで良い点もあれば悪い点もある。街などでは建物が分かりにくいし、視点を回していると少し眩暈がしそうだった。なんとかやってるうちに慣れて楽ししめたが。しかし、私はこの3Dの恩恵を、開発者の人が3Dにこだわったのかが理解できるある場所にたどり着いてしまった。そう、今回も『あのイベント』があるのだ。なんと3Dで表現しているではないか!ここで3Dの威力を最大限に発揮しているのを見て『ああ!そうだったのか!』と悟った。もちろんこのほかにも面白い要素も多く、これだけの3Dを不自然に見せないところが評価できる。
5.音楽はやはりすぎやまこういち氏らしく素晴らしい。オープニングで震えた。コントローラーをしばらく押さなかった。
6.隠しダンジョンは今回いつもと趣向が異なる。最後まで攻略することをオススメ。
7.ストーリー。5とは違った『無力感』を味わうシナリオ。ポジティブなんだかネガティブなんだか分からない。どう頑張っても『やっぱりそうなるのね〜』という展開・・・途中やってて辛い部分もある。
序盤はわけも分からず旅立つが徐々に謎や理由が判明していく。最後の最後まで攻略すれば一本のストーリーの輪郭が見えてくる凝ったシナリオ。悪くはないが、途中の運びがイマイチ。後半盛り上がったから許すけど。
総合評価: ゲームとしてすごく楽しめる。やりこみ要素もそこそこある。絵柄、独特なセリフ、色調、雰囲気、音楽、どれをとってもやはりドラクエ。すごく安心できる要素だと思う。従来のシリーズには無い要素がところどころに見受けられ、『おお!そう来ますか!』と驚いたり、ワクワクできたので新鮮さもあった。これらから今後の期待も込めて最高点をつける!
補足・要望: サブキャラクターでなかなかイカスやつらがいて、彼らを仲間にしたかった!ドラクエ4みたいに大所帯になってもいいじゃない!と思った。