PT制アクションRPGって感じです。かなり楽しめました。エンディング後も遊んでプレイ時間は120時間ほど。ただし、人を選ぶゲームだと思います。
プレイすると狙っている様な意図的な不親切さが目立つと思います。
暗闇は本当に真っ暗で、何かで照らさなければほとんど見えなかったり、アイテム使用などでメニューを開いている状態は、無防備で歩くことすらできませんが、敵はそんなのお構いなしで攻撃してきます。ボス戦の直前にセーブポイントが無い場所では、全滅して少し前からやり直すハメになったりもします。
日本の国産ゲームの親切設計はもはや当たり前、反骨心溢れるゲームの象徴的存在だった海外製のゲームも今や親切設計が当たり前。そんなゲームに慣れてしまった私達ユーザーへのメーカーからのアンチテーゼのように感じます。「思い通りにはやらせないぞ」みたいな。
旅の仲間は自分の判断で行動しており、一部を除いて思い通りに動かすことはできません。戦闘でもほっておくと勝手に突っ込んで勝手に戦闘不能になったりもします。
自らが先頭をきって敵陣に飛び込んでいく他の勇者的RPGとは違い、主人公は言わば水戸黄門の黄門様みたいな感じです。ボス戦などでは仲間がやられないように、仲間がより良く立ち振る舞えるようにサポートに徹する。ザコ戦などの乱戦や、余裕があるときは自ら闘えば強い。特に後半は気が付くとそんな感じの戦い方になってたり。
笛や魔法、道具などの具体的な使用法や効果は説明不足な気もしましたが、それを自ら発見できた時は何とも言えない達成感があります。意外と重要な事が説明書に書いてあったりして、説明書を読まずにプレイするユーザーへの反骨心がここにも(笑)
ただ、前半購入できていたアイテムが後半に買えなくなったり、サブクエストの報酬が苦労に見合わない普通の道具だったりするのだけは直して欲しいなと思いました。
色々書きましたが、上記をみて「やってやるぜ!」と思える人や、ゲームを隅々まで遊ぶ人、攻略情報を調べずに模索するのが好きな人は必ずハマれると思います。逆に攻略情報を調べながら最短クリアを目指す人、エンディング=ゲーム終了な人はボリュームが気になると思いますし、理不尽な点ばかりが気になる人は合わないと思います。
戦闘は爽快感があり、徐々に盛り上がるストーリーも良かったです。数年後を舞台にした続編とか期待しちゃいます。身も心も成長した仲間達にまた会いたいです。