100時間ほど堪能させていただきました。
充分に楽しめるレベルのゲームであることは、間違いありません。
このゲームの楽しい点は、「キャラクターの育成部分」と「アイテム収集」の2点でしょう。
クエストの豊富さで、長時間遊べる点も良い感じです。
しかし、このゲームは「戦略シミュレーション」ではありません。
特に何も考えずにプレイしていても、どんどん先に進んでしまいます。
「シミュレーションRPG」を名乗っているのに、戦略・戦術部分がとても弱いのです。
……というか戦闘は作業でしかない、と言っても過言ではありません。
ストーリー性も薄く、意外性もどんでん返しもないので、シナリオ部分にも期待してはいけません。
また、ジョブごとのアビリティが、ゲーム性よりイメージ重視で短絡的に作られています。
組み合わせを考える必要もないほど、「強いモノは強い!」「使い物にならないモノは、本当に使いモノにならない!」のです。
データを作成した人は、ゲーム性やバランスを考えず、フィーリングで設定したとしか思えません。
わかりやすい例をあげます。
●接近戦用のジョブは、存在意義が薄いです(敵を足止めできないので、壁役になれません。近接攻撃を阻止したり反撃するアビリティが多すぎます。さらに、射撃や範囲攻撃魔法でも接近戦ジョブなみのダメージを与えられます)
●ン・モウ族は、あまりに弱すぎます(戦闘開始時はMPゼロ点なので、MP上限が高いことが無意味です。魔法の威力は高いのですが、スピードが遅いので根本的に魔法を使える回数が少ないです。要するに、魔法向きの種族なのに、ヴィエラやモーグリに魔法で完敗してます)
結論として「戦闘バランスは取れていないが、育成する部分はいっぱいあり、イベントもいっぱいあるゲーム」となるでしょうか。
つまり、作業が苦にならないコレクター気質な人や、数多くあるクエストやイベントをコツコツと進めていくことを楽しめる人には、素直におすすめです――私は楽しめました(笑)。