もうゲーム暦25年以上のおっさんプレイヤーです。
9/30から製品版を購入してほぼ毎日2、3時間時間遊んでみた。
すでにレビューで90%以上の方が酷評されているように自分も全く異論を挟む余地がありません。
ほとんどのレビューが過小評価でもアンチの嫌がらせでも無く全く嘘偽りの無いものだと思えます。
初代FF(ファミコン版)の発売日が自分の誕生日と同じで。
決して裕福では無い家だったがひと月前から親にねだって家の手伝いや勉強もまじめにやって自分の小遣いもコツコツ節約して
やっとの思いで買って貰った。
聞いたこともないスクウェアと言う会社、だが発売前情報のシステムや綺麗なグラフィックに心が奪われたのだ。
FFが家に来てからは毎日がワクワクとドキドキの連続だった。
学校にいっても音楽を口ずさみ、家に帰っては夢中になって遊んだ。
親に取り上げられて夜ふとんに入ってもシナリオの続きが気になって興奮して眠れなかった。
初めてクリアした後の達成感、充実感、幸福感。目頭が熱くなった。日本人に生まれた事に感謝すらした。
日本のゲームは世界に誇れると本当に思った。
社会人になって物を作り売る立場になった。
大人の事情もわかるようになってしまった。
そんな今になって思う、すばらしい作品は作り手の真摯な姿勢、揺るがない信念、妥協を許さない断固たる決意がなければ絶対に生まれない。
利益、決算、誰かの立場・・。
そんなものがチラチラ垣間見えてしまうものが作品と言えるだろうか?
赤字を出そうがなんだろうが絶対にやってはいけない事をやってしまっている。
この先何年もの長い展望があるんだろう、だったらなおさら駄目だろう。
ユーザーは良い作品なら絶対について行く。
それがわからないわけではないだろう?
まだ幼い子供達がこのゲームで夢をみれるのか?
あの頃のスクウェアは一体どこへいってしまったのか。
大きくなり過ぎてしまったのかもしれないなぁ・・。
懐古主義では決して無いんだが・・過去の財産を大切にてほしい。
リメイク出すとかそういうことではなく物作りに対する意思、心意気。
思い出してほしい非力な8ビットマシンに乗せた、たった数メガビットにしか満たないROMに詰め込まれた「何」が日本中の子供達の心を揺さぶったのか。
目に見えない所だけど作品を通してダイレクトにユーザーに届くんだよ。
ましてや感受性豊かな若い世代がやるんだよ。
その子たちはこの国の宝なんだ、すばらしい作品を作って胸をはらせてやってほしい。
星ひとつつけた。
もの凄く光の薄いあるのか無いのかわからないわずかな光。
それは俺個人のゲームファンとしての切なる願いと希望です。