もともと、CG作家の真島理一郎によるDVD作品です。スキーのジャンプ競技をなんとペアで跳び、その突飛なポーズや飛び方によって点数をつけ、まじめに実況するという発想が笑いを誘い、カルト的な人気を博しています。それを、実写+CGで「トリノオリンピッグ」の正式種目になるまでをドキュメンタリー番組として見せ、更にワールドカップ〜オリンピッグ決勝戦までの様子を映画化しています。「オリンピッグ」です。「ク」じゃなくて「グ」です。ここポイントですよ、間違えないように。(笑)
前半のニセドキュメンタリー部分では、アントニオ猪木や、オリンピックメダリストの船木や荻原選手が登場するなど、本物っぽさを演出。そして、クライマックスの競技場面では、DVDと同様、ふざけた飛行ポーズや、解説者の妙に真面目な語り口で爆笑させます。テンポが良く、DVDを見たことの無い人にもにも優しいつくりになっています。それに、手抜きせずに「プロジェクトX」みたいなドキュメンタリー番組ふう映像をしっかり作っているのが素晴らしい。(笑)
最高、最強なのが、ランデブー理論!! パピコをコンビニで見かけただけで笑ってしまいそう。この理論を追認したのがマサチューセッツ工科大学の教授で、ノーマン・ベイツ教授と、ヒッチコックの「サイコ」の主人公と同姓同名にしたり、技名が「ベルリン天使の詩」だったり、映画監督のアキとミカのカウリスマキ兄弟をフィンランドの選手名に持っ
てきたりと、映画ファンを喜ばす小ネタもあります。
それにしても、いやぁ〜笑った、笑った。とことんおバカネタを大真面目にやればやるほど面白いということの好例ですな。