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スキップ (新潮文庫)
 
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スキップ (新潮文庫) [文庫]

北村 薫
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (58件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ―でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、『わたし』を生きていく。

内容(「MARC」データベースより)

「私」は一つの物語である、誰もが一冊の本である。しかしその本が落丁だったら、どうするか。本を投げ捨てるか、読み進むか…。時間のねじれの中で17歳の力が25年の時空を超えて動き出す。人生の時間の謎に挑む長編。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 571ページ
  • 出版社: 新潮社 (1999/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101373213
  • ISBN-13: 978-4101373218
  • 発売日: 1999/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (58件のカスタマーレビュー)
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28 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 果たして母は…, 2002/11/20
レビュー対象商品: スキップ (新潮文庫) (文庫)
「とっても面白かったので、あげます。17才のあなたはどういう感想をもつのか…?」
ある日、机の上に母からの置手紙と共に置かれていたのが、この本でした。
私たちは常に心にふさわしい体で生きているものだと思います。

それが、この本の主人公のように、もし25年もの歳月をスキップしてしまったら、心と体がかみ合わない″自分″を生きていかなくてはならないとしたら…。
始終そんなことを思いながら読んでいました。
読み終わった私の心に残ったのは、不思議な爽快感。
人は、いくつになったって、若い頃と同じように、すべてのものに様々な思いを抱けるのだと。

母は、果たしてどのようなことを思ったのでしょうか。

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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 スキップ, 2000/12/3
By カスタマー
レビュー対象商品: スキップ (新潮文庫) (文庫)
大好きな北村さんの本の中でも誰かに一番はどれと聞かれたら、間違いなくコレを押します。ストーリーは、非日常的なのに、最後まで違和感なく読んでしまいます。若いはずの自分の”中年”の自分に対する違和感といらだちは不思議じゃなく共感できたし、ラストシーンの両親に対する言葉は涙が出てしまいました。北村さんの本を読んでいるといつも自分の学生時代を思い出してしまいます。早く卒業したくてたまらなかったはずの学生時代がすごく大切な時間だったのだときづかさせられます。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 時ーこの不思議なもの, 2001/1/21
レビュー対象商品: スキップ (新潮文庫) (文庫)
普段、十代の若者たちと生活していると、自分の年齢を忘れてしまうことがあります。自分の目に映る彼らのように、自分もいつまでも若いまま、はりのある肌、若々しい姿でいるような錯覚に陥っています。そんな時、ふと鏡を見て、年相応にふけている自分の姿をしげしげと見るとき、、、そう、真理子さんの気持ちが少し想像できる気がします。肉体の上には否応なく時が刻まれていくのですが、心とか精神にはあいかわらず希望に満ちた向こう見ずな若いころの記憶や思い、人を狂おしく思う気持ち、そんなものが鮮やかに焼き付けられているのです。そんな心と体のバランスの隙間を『スキップ』させてしまう、まるで手品のような物語。一度読み終えても、何度も読み返してみたくなる、名作です。
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