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スカートの下の劇場 (河出文庫)
 
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スカートの下の劇場 (河出文庫) [文庫]

上野 千鶴子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 494 通常配送無料 詳細
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スカートの下の劇場 (河出文庫) + セクシィ・ギャルの大研究―女の読み方・読まれ方・読ませ方 (岩波現代文庫)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ひとはどうしてパンティにこだわるのか?なぜ性器を隠すのか?女はどういう基準でパンティを選ぶのか?セックス・アピールかナルシシズムか?女と男のナルシシズムはどう違うのか?―女と男の非対称性に深く立ち入り、セクシュアリティの本質を下着の歴史を通してあざやかに描ききって大きな反響をひきおこした、セクシュアリティの文明史。

登録情報

  • 文庫: 215ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (1992/11)
  • ISBN-10: 4309472419
  • ISBN-13: 978-4309472416
  • 発売日: 1992/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:文庫
下着とはいったい何なのか。なぜ我々は下着をつけないとならないと考えるのか。そしてもしつけな
かったとして、なぜにそれを恥ずかしいと思うようになったのか。下着とその装飾、下着を着る文化
について社会学的に考察している本書『スカートの下の劇場』は、上野千鶴子の主張の一冊と呼ん
で差支えないだろう。

エッセイ調で雑多にいろいろなことを書いているので統一的な主張は指摘しにくいが、本書の主論
のひとつは、もともとイヤらしかったからカント(哲学者じゃないよ、詳しくはお父さんとお母さんに聞
いてみよう)が隠されるようになった、わけではなく、むしろ事態は逆で、性器を隠しつつもそれを象
徴することによって、向こう側に淫靡なものが控えているという観念とエロティシズムを増幅させると
いう逆説的なプロセスだ。ただこのこと自体は、バタイユが『エロティシズム』などで禁忌とその侵犯
のメカニズムとしてすでに言っていることなので、たぶんそういうものなのだろなーというところはある。
それよか、母親が子供の下着の管理を通して子どもの性をも管理しているという、さしづめフーコー
の論じたバイオポリティクスのような話であり、なるほどたしかに僕自身も大学に進学して上京する
までは自分の下着に頓着がなく、親の買ってくるものをそのまま使っていたという記憶がある。そし
て、その管理は結婚と同時に妻へと移行するのだ。

上野氏の本といえば、序文やあとがきでさく裂する「自画自賛」であり、本書のなかでも読者をちょい
ちょいイラッとさせる独特の節回しのそれが展開している。こちらも見もの。ただ、日本での下着文化
とそれをめぐる羞恥心の変遷をさらに詳細に知りたければ、井上章一『パンツが見える。』があり、
そちらを参照されたい。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書が最初に刊行されたのは1989年、自分が手にしたのは90年頃だったか。

下着を通して男女のセクシュアリティ、そしてその変遷を語った一冊。著者お得意の決めつけ口調が気持ちいい。

男は成人するまでは母により、そして成人(結婚)してからは妻の手により下着(性器)を管理されるという家庭(社会)の仕組みをさらっと言ってのけたことに、当時はやけに感心したことを覚えています。

また、女性の性的なファンタジーは対象(異性)にではなくて対象化された自己像にあり、女はそれに興奮する、というのも目から鱗でした。

学者の書く本にも売るため/読ませるための工夫が必要であり、「セクシィギャルの大研究」といい本書といい、著者は(当時としては)間違いなく他者に抜きん出てそうしたセンスを発揮していました。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ビタミン・トム トップ500レビュアー
形式:単行本
人類が、遺伝子のDNAの謎を解明しても、月や火星、宇宙を旅する科学的な進歩をしても、女性の下着には、人類に受け継がれている神秘があるのかも知れない。

女性の下着には、下着以上の役割のメッセージが隠されていることがある。
そこには、どんな意味が隠されているのか、気鋭の社会学者・上野千鶴子(うえのちづこ1948年生まれ・東京大学教授)が、独特な視点で挑戦的に読み解いた女性の下着文化論である。
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