まずカバーと帯のデザインが渋く、又カバーをめくった表裏のデザインが当時のカタログデザインを模し凝っており、中身もそれに負けない位良い出来でした。
元プリンス自動車の田中次郎氏が勧めるだけの内容でした。
「スカイライン」の名付けの真相は初めて知ったし、特にプリンス自動車時代の記述内容が非常によく調べ上げてあり、事細かに記されているのには感動しました。
自分は数多くのスカイラインものの本を持っていますが、知らなかった事や見た事のない写真も多く出ていて勉強になりました。
但し、第4章「奇跡の49連勝」内GT-Rのレース記述内容には誤りが散見され(例:1.163ページ写真は1970年でなく、1969年の日本GPのもの。2.175ページ写真は1972年3月の富士グラン300キロでなく、6月の富士グラン300マイルのもの。3.ロータリーエンジン車のペリフェラルポート改造が再容認されたのは73年からで、71〜72年のロータリー車はサイドポート式。他)、残念ながらここは星を一つ減点させて貰いました。
ただ、内容的にスカイラインファンには文句なくお勧めです。